発達支援つむぎ 八山田 「子どもたちの午前の活動」

2022.06.02

#発達支援

発達支援つむぎ 八山田ルームは、八山田どろんこ保育園に併設されており、午前中の活動は保育園児たちと一緒に生活をします。新年度が始まり1ヶ月が過ぎ、だんだんと自分たちの生活リズムもでき、自ら考え動いていく子どもたち。そんな子どもたちの午前の活動の一部をご紹介します。

まずは、「雑巾がけ」。自分で雑巾を絞り、天然木でできた長い縁側の端から端まで一生懸命進んで行きます。腕や足の筋肉や体幹を鍛えるだけでなく、最後まで行った達成感や雑巾を絞る順番を待つ自制心などを育てます。

雑巾がけをする子どもたち

次に、「座禅」です。一日中、戸外で動き回るからこそ、毎朝座禅によって一日の始まりに「静」の時間を設け、心を落ち着かせるだけでなく、集中力や五感を高める力などを養います。

座禅をする子どもたち

そしてなんといっても、「畑仕事」。植え付けや収穫などを体験することにより自然の変化を感じ取ることができます。そして職員と子どもが一緒に育てていくことで、協調性が生まれ、日々の作物の成長を見て観察する力を育てています。

水やりする子ども

日々、たくさんの力を育み、成長している子どもたち。こうして身につけていった力はテストや試験の結果のように点数化することのできない見えない力です。しかし子どもたちがこれから大きくなって生きていくうえで、必要な力だと私たちは考えています。

これからもこうした力を育めるような様々な活動に子どもたちと一緒に取り組み、保護者様と共に子どもの成長を見守っていきたいと思います。

文:発達支援つむぎ 八山田ルーム職員

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