発達支援つむぎ 八山田「みやこ染でこいのぼり作り」

2025.06.05

#発達支援

今年のこめ組は初めてのみやこ染めに挑戦しました。布を染める前に輪ゴムや割り箸を使って模様ができるようにしています。

こいのぼりを見せる子どもたち
布を染める様子

「こっち側だけじゃなくて裏にもつけたらどうなるのかな?」と布地の両面を輪ゴムで縛る子や「プリンセスの髪の毛みたい!」と布を細長くして縛る子、「両方やりたい!」と輪ゴムで縛り反対側を割り箸で挟む子など、一人ひとり自分のイメージに合わせ、それぞれ思いのままに作り上げていきます。

染める布を縛る様子

中には、やりたいけど上手く縛れない子もいます。「もうこれで終わりたい」1人で出来ず途中で諦めようとする言葉もあります。そんな時は「先生と一緒にやってみない?」スタッフが声をかけ、やり始めるとだんだんとコツを掴み始めて、「1人でやってみる」と時間をかけながらゆっくり自分のペースでやりきることができました。

完成して嬉しそうな子どもの笑顔

「見て!できた!」と、その表情は嬉しさと自信に満ち溢れたものでした。また、出来なくて困っている子に対しては「どうやりたいの?」「ここでいいの?」と自分から声をかけ手伝いする子や「見てごらん」とゆっくり縛る動作を見せて説明しようとする子など、困っている子に寄り添い手を差し伸べている子どもたちの姿がありました。

日々の生活で、上手く出来ずに諦めそうになることはたくさんあると思います。今回の製作の中でも困った時は誰かに協力してもらうこと、反対に困っている子には協力してあげることを当たり前に子どもたちが自然と行っているやりとりを見て、とても驚き感動しました。これからも子ども同士の関わりと成長を見守っていきたいと思います。

文:発達支援つむぎ 八山田ルームスタッフ

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