発達支援つむぎ 横浜東口「イカをさばいたよ」

発達支援つむぎ 横浜東口ルームの今回の体験学習では、生きているイカを自分たちの手でさばいて食べました。

調理するイカも自分たちで調達します。西区南幸の「横浜イカセンター」というお店まで、歩いて買いに行きました。

お店には大きな水槽があり、たくさんのイカや魚が気持ち良さそうに泳いでいます。子どもたちから「かわいいね!」「これ、本当に食べられるの?」「イカって何を食べるのかな?」など、たくさんの質問が出てきます。店員さんは網でイカを水槽から引き上げながら、子どもたちからの質問に丁寧に答えてくれました。

イカの水槽を観察する子どもたち

買い物を終えてつむぎに戻ると、今度はイカを観察しながら実際に手で触ってみます。「動いてる!」「足がボコボコする!」「くさい!」「色が変わった!」「足の長さが違うよ!」など、感じたことや気づいたことを伝え合います。

けれど、しばらく子どもたちが触っているとイカが動かなくなってしまいました。子どもたちは不思議そうに、「死んじゃったのかな?」「水を替えたら生き返るかも」「死んだふりしてるんじゃない?」など、考えを巡らせます。動くことのなくなったイカを見て、残念そうにしたり、悲しいそうにしたりする子どももいました。

イカを触る子どもたち

次はイカをさばきます。胴からワタを取り出して皮を剥ぎ、エンペラ・胴・ゲソ・内蔵・軟骨・目・クチバシなど、それぞれの部位にさばいていきます。さっきまで生きていたイカを包丁でさばく子どもたちの表情は、とても真剣です。

イカの様々な部位
イカをさばく子どもたち

さばいたイカを熱湯で茹で、いよいよイカを食べます。みんな自分で食べたい分をスプーンですくい、自分の皿によそっていきました。 さっきまで生きて動いていたイカ、「おいしい!もっと食べたい!」「残したらもったいないよ」とおかわりをする子もいれば、一口も食べることができない子もいました。

生き物を自分たちでさばき、自分たちで食べるという経験は、子どもたちそれぞれが「命」を感じたり、考えたりする機会になったと思います。 これからも子どもたちと一緒に、命と食の循環を知り、生き物や食べ物への興味を広げられるような活動を行っていきたいと思います。

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文:発達支援つむぎ 横浜東口ルーム 職員

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