保育×発達支援「一つ屋根の下」初挑戦の地・ふじみ野で、安永理事長が「社会福祉功労」として表彰されました
2025.10.09
このたび、安永愛香理事長が埼玉県ふじみ野市より「社会福祉功労」として表彰されました。同市において、長年にわたり施設運営に尽力してきた実績が評価されたものです。
表彰式は10月5日、ふじみ野ステラ・イーストを会場に「ふじみ野市誕生20周年記念式典」と併せて執り行われ、ふじみ野どろんこ保育園の内田施設長が代理で出席いたしました。

ふじみ野どろんこ保育園が開園したのは2016年4月。まだ「インクルーシブ保育」という言葉が広く知られていない時期でした。創業当時から「全ての大人で全ての子どもを育てる」ことを明確に掲げていたどろんこ会は、同市において、保育園児と発達支援利用児が混ざり合い、共に生活し遊ぶ、インクルーシブモデルの保育施設を提案しました。
当時、省令改正前※1であったことから両施設の玄関と職員室は別々に設ける必要があったものの、グループとして初めて認可保育園と児童発達支援事業所を「一つ屋根の下」におさめた併設園を開園。発達支援事業所は「発達支援つむぎ ふじみ野ルーム」として運営しています。

現在どろんこ会グループでは、保育と発達支援の施設間に壁を設けず、全ての設備を共有し、全ての大人で全ての子どもを育む「完全併設型フルインクルーシブ施設※2」も展開していますが、ふじみ野市はその挑戦の一歩を刻んだ大切な場所です。今回の表彰は、長年にわたる取り組みを振り返るうえで非常に意義深いものとなりました。
どろんこ会グループでは今後も引き続き、施設の形態に関わらず、あらゆる保育・発達支援の場でインクルーシブ保育の理念に基づいた実践を重ねてまいります。
施設情報
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