三筑どろんこ保育園「だし汁ってなぁに?」

2025.06.16

#保育園

食育体験活動の味噌汁を子どもたちと作る前段階として、「味噌汁のだし汁にどんな材料が使われているのか?」「だし汁の味の違いを知る」とをねらいにして、いりこ・昆布・鰹節のだし汁の飲み比べを体験しました。

トレーの上の材料を見る様子

まずトレーにいりこ・昆布・鰹節を置き、見たり触ったりできるようにして、興味を持つことから始めました。「この魚は何の魚?」「(鰹節を見て)なんか木みたいだけどいい匂いがするよ。」と話したり、そっと材料を触ってみたりと興味津々でした。子どもたちの気付きや質問に丁寧に答え、それぞれの材料の名前を知らせていきました。

だし汁を作るところを真剣に見る子どもたち

いよいよだし汁を作ります。いりこ・昆布は水につけておきます。鰹節は目の前で鍋に入れて作りました。ふわふわしていた鰹節を火にかけると「形が小さくなった」と変化に驚き、「なんか匂いがしてきた。おいしいかな?」とだし汁ができる様子を真剣に見ていました。

だし汁を飲む子どもたち

3種類のだし汁が出来上がったら飲み比べをしてみました。目の前で作ってもらっただし汁を一口飲むと笑顔があふれる子、味の違いに気付き保育者に知らせようとする子と表情は様々でしたが、自分が感じたことを言葉で表現する姿が見られました。

だし汁の貼り紙を見る子ども

最後は「今日の給食の味噌汁のだし汁はなんでしょう」クイズをしました。給食を食べながら「これはいりこじゃない?」「いや、昆布だと思う!」とだし汁について話を膨らませながら楽しく味噌汁を味わっていました。

次回は保育園で作った味噌を使った味噌汁作りやうどん作りを行います。だし汁は子どもたちに決めてもらう予定です。子どもたちも保育者もとても楽しみです。今後も子どもたちの興味や気づきに共感し、ホンモノの体験ができるようにしていきたいと思います。

文:三筑どろんこ保育園スタッフ

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