発達支援つむぎ 駒沢「夏野菜収穫したよ」
2025.10.02
#発達支援
こんにちは。発達支援つむぎ駒沢ルームです。
暑い日が続いていますね。そんな中、子どもたちは暑さに負けず元気に活動を楽しんでいます。つむぎ 駒沢ルームでは、5月から子どもたちが育てていた夏野菜が成長し、枝豆、ナス、きゅうりなどたくさんの野菜を収穫しました。今回は収穫した夏野菜を使って、調理活動を楽しむ子どもたちの姿を紹介します。
「今日は何、作るの?」と子どもたちのワクワクした声で、この日の調理活動がスタートしました。初めはどんなおいしい物を作れるのかと期待いっぱいだった子どもたちでしたが、「野菜」という言葉を聞いて、「野菜、嫌い」「食べたくない」と表情が曇ってしまいました。そんな時にスタッフは、「私にも苦手な野菜があるんだ」と子どもたちの気持ちに同意しながら、「料理する前に、みんなが育てた野菜を見てみよう」と言葉をかけ、まずは野菜を観察する時間を作りました。
自分たちが育てた野菜を実際に見て収穫してみると、「見て!大きくなっているよ!」「ちくちくしているね!」など、素材に触れ、観察を楽しんでいる子どもたちの姿が見られました。

次に、野菜を切ります。初めて包丁を使う子もいる中で、子どもたちは、包丁の扱い方の話をしっかりと聞き、緊張感を持って取り組むことができました。切り終えた後は、安心したような笑顔と誇らしげな表情を見せていました。
味付けは、素材の味を感じられるよう、塩でシンプルに味付けをします。「おいしくなれ」と言いながら野菜を混ぜたり、もんだりしている子どもたちの表情は、とても生き生きとしていました。


いよいよ、実食です。野菜を頬張りながら「おいしい」と話す子がいる一方で、やっぱり野菜が苦手でなかなか口に運べない子もいました。しかし、友達が食べている姿を見たり、「自分が育てた野菜」という特別な気持ちがあったりしたからなのか、口に運ぶ姿が見られました。また、苦手な食べ物がある子どもたちに対して、スタッフから「一回口の中入れてみて、やっぱり苦手だなと思ったら出してもいいよ」など、声をかけることで少しでも挑戦してみようという気持ちにつながったのではないかと感じました。

今回の活動で、自分たちで育てたものを自分たちで調理し、みんなで食べることで、「野菜ってこんな風に育つんだ」「こんな味なんだ」など、いつも何気なく食べている食材に対し「興味」が深まったのではないかと思います。一人ひとりの食に対しての興味を広げていきながら、食べることを楽しいと思ってもらえるような取り組みをしていけたらと思います。
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文:発達支援つむぎ 駒沢ルームスタッフ
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