発達支援つむぎ 駒沢「わくわくする活動」

2025.11.05

#発達支援

こんにちは。発達支援つむぎ 駒沢ルームです。今回は、午後の少人数グループの半年間の活動の様子をお伝えします。

一つ目は、梅雨の時期恒例の「梅シロップ作り」です。自分たちで梅の下処理から行います。梅を触りながら、「いい匂い~」「おいしそう」など様々な感想が出てきます。氷砂糖と梅を順番に入れるときには、どのようにしたらこぼれないように入れられるかを考える真剣な姿が見られました。

梅シロップを作る子どもたち

数週間して完成した梅シロップは梅ジュースにして、まずは自分たちが飲んだ後に、子どもたちから保護者の方に、ご馳走しました。保護者の方から「おいしい」と感想が返ってくると、子どもたちもとても嬉しそうな表情を浮かばせていました。

完成した梅シロップを渡される子ども

二つ目は、自分たちで財布を手作りし、店で買い物をする体験をしました。公共の場所でのルールを知る、普段使っているお金に興味を持つ、自分の好きなものをじっくり選択するということを目的とした活動です。

自分だけのお金を受け取ると緊張した表情で、財布にお金をしまい、お店に向かいました。お店に着くとみんな真っ直ぐにお菓子の棚へ向かいます。一通りじっと見回しながら、「何にしようかな?」「これ、いくら?買える?」など、大好きなお菓子だからこそ、いざ自分で買うとなると本気で悩んでしっくり考える時間が必要なようです。そうして選んだ商品を、レジに並んで、自分でお金を払って購入しました。

お釣りをもらうと、「お金が増えた!」「何かお金の色が違う~」など不思議そうにしていました。

お菓子を選ぶ子どもたち

買い物体験の翌週には、今度は子どもたちが実際にお店屋さんになって、畑で採れた野菜を保護者の方にお客さんになっていただき、販売するという買い物活動を行いました。

最初に自分たちでお店を準備し、どの野菜を売るか相談しました。お店が完成し、お客さん(保護者)が来るとドキドキした表情で「いらっしゃいませ。何がいいですか」と声をかけていました。子どもたち店員やお客さんになることで、想像力や言葉の力を伸ばし、商品のやり取りや役割分担を通して相手の気持ちを理解し、社会のルールを学ぶことができたのではないかと思います。

保護者の方に野菜を売る子どもたち

つむぎ 駒沢ルームでは、子どもたちに様々な「ホンモノの経験」ができるような「しかけづくり」を大切にしています。これからも子どもたちがわくわくしながら、経験の中から自然と成長できる支援をしていきたいと考えています。

ご興味を持たれた方、ご相談されたい方は、いつでもお気軽につむぎ 駒沢ルームまでご連絡ください。お待ちしております。

文:発達支援つむぎ 駒沢ルームスタッフ

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