朝霞どろんこ保育園「本物を知る」

2023.07.27

#保育園

暑い日が続き、夏到来を肌で感じられるようになった今日この頃、朝霞どろんこ保育園の子どもたちは虫探しや自然物の散策に加えて水遊びを思う存分に楽しんでいます。朝霞どろんこ保育園には園庭に梅の木があり毎年子どもたちと収穫した梅で、シロップ作り、梅干し作りと梅仕事をしています。今年は猛暑の影響で例年より早く梅が収穫できたので早速、梅仕事を行いました。

梅の木を見渡して子どもたちが「ここにもあるよ!」「ここにいっぱい付いているよ!」と伝えてくれながら収穫をしました。収穫が終わるとまずは梅のヘタを取る下処理をします。保育者と一緒に一生懸命にヘタを取り出し、シロップや梅干しができた時に味がしっかり染みる様に梅を串で刺しました。プシュプシュとした感覚を楽しみながら子どもたち皆で協力しながら梅仕事を行いました。

梅のヘタとり
梅のヘタ取り

次に、梅シロップ作りです。子どもたちは梅を手に取ると「いい匂い!」や「固いね」と感触や匂いなど、五感で梅を楽しみながら作っていました。氷砂糖と凍った梅を交互に瓶に入れるので「梅、砂糖、梅、砂糖」と軽快なリズムに乗りながら入れていました。

氷砂糖を梅の瓶に入れる子どもたち

つづいて、梅干し作りです。梅干し作りは、約1ヶ月間かけて漬け込む作業や土用干しなどをして出来上がります。次の作業までの日数を数え、楽しみながら作っていきました。作業中に少し食べてみると「すっぱい」や「まだ美味しくないね」と完成までを楽しみながら取り組んでいました。

梅干しを味見した子どもたち

朝霞どろんこ保育園では、1より100の「本物を体験」してもらい、様々な経験を通して後に子どもたちの生きる糧になってもらえるよう、今後も『本物を知る』体験を大切にしていきたいと思います。

文:朝霞どろんこ保育園 スタッフ

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