朝霞どろんこ保育園「寂しさの中に垣間見える次の頼もしさ」
2026.04.27
#保育園
春の柔らかな風に乗って、子どもたちの元気な笑い声が聞こえてきます。昨日までは上のクラスのお兄さん・お姉さんを追いかけていた子どもたちが、今日は自分より小さな子の手を優しく引いている、そんな微笑ましい姿に、新しい季節の訪れと、子どもたちの確かな成長を感じる毎日です。

先日、もうすぐ卒園を迎える5歳児クラスのお兄さん・お姉さんと、退職・異動するスタッフを送り出す「お別れ会」を行いました。これまでたくさん遊んでくれた大好きなみんなへ、乳児クラス、幼児クラスのそれぞれから、心を込めて作った手作りのプレゼントを贈りました。

会の終盤には、在園児と卒園児が心を一つにして合同で歌を歌いました。元気いっぱいに響く歌声。しかし、歌っているうちに「これでお別れなんだ」という寂しさが込み上げてきたのか、中にはポロポロと涙を流して泣き出す子どもの姿も。その涙に誘われるように、周りの子どもたちや、成長をずっと見守ってきた大人たちも、思わず目頭が熱くなり、もらい泣きをしてしまいました。
寂しさは、それだけ深くみんなの心が通じ合っていた証拠。涙と笑顔があふれる、胸がいっぱいになる温かい時間となりました。

けれど、そんな寂しさを吹き飛ばしてくれるのは、新しいクラスで目を輝かせる在園児たちの姿です。一つ進級し、少し誇らしげに歩く後ろ姿に、昨日までは見られなかった「お兄さん・お姉さん」としての自覚が芽生え始めています。
別れの寂しさのすぐ隣には、いつも新しい始まりの頼もしさが隠れています。卒園した子どもたちが残してくれた優しさや力強さというバトンを、今の子どもたちがしっかりと受け継ごうとしています。その姿に、私たちはまた新しい春への勇気をもらっているのです。
文:朝霞どろんこ保育園スタッフ
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