馬場どろんこ保育園「じゃがいも堀り」

2022.07.18

#保育園

ジメジメとした暑さが日々増していき、本格的に梅雨を感じられるようになってきた6月、5歳児は地域の方にお借りしている畑へじゃがいも掘りに張り切ってでかけていきました。

雨の日が続き、苗植えができなかったので久しぶりの畑仕事になり少し緊張していた子どもたちでした。

最初は土の中にじゃがいもが埋まっているということにピンと来ていない様子で、畑にいるミミズなどの虫に興味津々でしたが、保育者が土の中から大小さまざまなじゃがいもを掘り起こして見せると、次々に「私も!」「僕も!」と積極的にじゃがいも掘りを始めました。

じゃがいもを掘る子ども

「このじゃがいも誰に食べさせてあげたい?」と子どもたちに聞くと、それぞれ「これ○○ちゃんの分」「これは○○くんにあげる」と年下の友だちの顔を一人ひとり思い浮かべながら一生懸命にじゃがいもを掘る優しいお兄さんお姉さんの姿を見ることができました。

収穫が終わりみんなでじゃがいもの数を数えると、なんと120個もありました。

ジャガイモを数える子どもたち

みんなで掘ったじゃがいもを袋に入れ保育園まで持って帰る道中、「重い~」「交代しよう」と友だちと協力しながら自分たちで頑張って持ち帰ろうとする子どもたちの姿がありました。

保育者が袋を担ぐ姿を、後ろから見ていた子どもが「先生、サンタクロースみたい!」と言うと、季節外れの夏のジングルベルの大合唱が始まり、みんなで元気に歌いながら帰ってきました。

ジャガイモを持ち帰る子どもたち

じゃがいも掘りを通して、じゃがいもの普段見ることのできない葉やつる、土の中にいる虫など、実際に目で見て触れることでどのような形や色をしているのか、また、匂いなども知ることができました。

今後も、子どもたちが視覚や嗅覚など五感を使って全身で自然を感じられる体験を多く作っていきたいと思います。

5歳児が一生懸命掘ったじゃがいもは7月に子どもたちと一緒にコロッケにしておいしく食べようと思います。

その様子は来月のブログでお伝えします。

文:馬場どろんこ保育園職員

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