一宮どろんこ保育園「のこった、のこった!」

2022.03.09

#保育園

寒い冬が続いていますが、一宮どろんこ保育園の子どもたちは毎日元気いっぱいです。前回ご紹介した「しめ縄作り」で使用した藁で今回は、「土俵」を作りました。

土俵について話を聞く子どもたち

「土俵って何?」「おすもうだよ!」土俵の話をすると、興味津々な様子がありました。以前から子どもたちのお気に入りの絵本『どすこい、すしずもう』で少し馴染みがあったのかもしれません。イメージができたところで早速作り始めます。

土俵に使う藁を編む子どもたち

まずは、しめ縄を作った時と同じように藁を水に浸し柔らかくします。

その後3人組になり力を合わせながら編んでいきます。「つぎはそっちだよ」「よいしょ」と子ども同士で声を掛け合いながら進めていきました。

編んだ藁で土俵をつくる子どもたち

それぞれが作ったものを園庭に持っていき、丸く形取ったところへのせていきます。

きれいな丸が出来上がり、そこへみんなで土を運び入れていきました。「重たい~」「大きな塊もあるよ」と言いながらも一生懸命運んでいました。土を入れ踏み固めたら、土俵の完成です。自分たちで作った土俵に大喜びの姿がありました。

手作りの土俵で相撲をとる子どもたち

いざ勝負。相撲のルールやしこの踏み方を学んで土俵入りをすると、「のこった、のこった」と両者一歩も引かずの戦いが始まりました。周りで見ている友達も「がんばれー!」と応援をしていました。最初に始めたこめ組の子どもが行司の役割をしながら楽しむ姿がありました。

本物のような土俵で力いっぱい押し合い裸足で踏ん張りながら体を動かし、寒い冬でもぽかぽか元気いっぱいでした。これからも広い園庭で様々な遊びを体験していきたいと思います。

文:一宮どろんこ保育園職員

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