発達支援つむぎ 阿佐ヶ谷「つくって!おして!たべて!ハロウィンパーティー!」

発達支援つむぎ 阿佐ヶ谷ルームの10月体験学習はハロウィンパーティーです。地域の方との交流や、食を使った活動を通して、他者との協同や共感を分かち合うことをねらいとした活動でした。

当日、ワクワクして集まった子どもたち。

ハロウィンパーティーのために、素敵な衣装で参加してくれる子もたくさんいました。それぞれ子どもたちは、ピンクの羽の付いた帽子をかぶった有名なキャラクターやお姫様、映画にでてくるカウボーイのキャラクターなどになりきっていて、スタッフもワクワクしました。

子どもたちもスタッフも気分が高揚してきたところで、いよいよパーティーの始まりです。

はじめは、じゃがいもの皮を剥いてつぶし、型作った「じゃがポテ」を作ります。

子どもたちは初めてのピーラーに悪戦苦闘しながら、一生懸命取り組みます。両手を協調させることやジャガイモの皮に刃先を入れ込む力が必要となるので体力と集中力を要します。

ピーラーでジャガイモの皮を剥く子どもたち

皮が向けたら、上半身の力をうまく両腕にのせながら、蒸かしたジャガイモをマッシャーでつぶします。

マッシャーを通してジャガイモの中心位置を感じ取りながらジャガイモがボウルから出ないように押すことを子どもたちは自然と行います。これを行う事で自分のボディイメージの獲得や筋肉・関節の動きを感じ取る能力が育まれ、身体を自由自在に動かすことができるようになっていきます。

仕上げにマッシャーでつぶし終えたジャガイモに片栗粉を混ぜ合わせ、丸めていきます。

丸めた後は手のひらで優しく押し込み、平らになったジャガイモに型抜きを使用して、猫やお化けを型取って焼いていきます。

焼きあがったら「じゃがポテ」の完成!「おいしい!」と笑顔で食べる子どもたちにスタッフも嬉しくなります。

じゃがポテを食べる子ども
ハロウィンパーティーの様子

お腹がいっぱいになったら、ケーキ屋さんへクッキーを貰いに行きました。

つむぎ阿佐ヶ谷ルームの近くのパティスリー HARMONICAさんとは、以前から交流を続けており、ハロウィンのイベント時にはいつもクッキーを作って頂いています。

今回3年ぶりに直接子どもたちが会いに行き、クッキーを貰ってお礼を伝えることができました。

クッキーを貰う子どもたちは店員さんから受け取る際に緊張している様子でしたが、貰ったお菓子を見てすぐに嬉しそうな表情に変わり、元気よく「ありがとう!」と言っていました。

クッキーをもらいに行く子どもたち
お菓子をもらう子ども

これからもつむぎ阿佐ヶ谷ルームでは、地域の皆様にご協力いただきながら交流を深めていき、子どもたちが地域の中で生活していく力へつなげていきたいと考えています。

ご参加下さった皆様、ありがとうございました。

文:発達支援つむぎ 阿佐ヶ谷ルームスタッフ

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