発達支援つむぎ 阿佐ヶ谷「移動水族園が来てくれたよ」

3月の体験学習では葛西臨海移動水族園から魚やナマコやクラゲなど海の生き物たちが発達支援つむぎ 阿佐ヶ谷ルームに来てくれました。移動水族園は初めての試みでしたが、キャンセル待ちがでるほど大盛況でした。

「ホンモノが来てるの?」「つむぎにはエビとかしかいないよね」「水族館に行くのかと思っていた!」など、いつもと違う生き物がいることを子どもたちも楽しみにしている様子でした。

はじめは魚のマッチングや観察した生き物の絵を描きました。水族園の方が魚の特性や名前の由来などわかりやすく解説してくださり、「これはなに?」「あっ、ウニだ」「なんで横になってるの?」など質問しながら普段より興味深くじっくりと一つの生き物を観察することができました。

水槽のウニを観察する子どもたち

感触体験コーナーでは、ネコザメの標本に触れたり、貝の音を聞いたり、フンボルトペンギンの重さを体験したりしました。感触に過敏がある子も、キラキラと輝く貝の内側を見て「きれー!」と言いながら触ることができたり、貝の音を聞いていた子は「地下鉄みたいな音がする」と驚いたり、4キロあるペンギンの重さを体験した子は「こんなの簡単だよ!」と嬉しそうに持ち上げていました。実際に体験をすることでいつもよりいろんな気持ちを言葉で表現し、五感を使って楽しむ様子が見られました。

標本に触れる子どもたち
貝殻に耳を当てる子ども
分ボルトペンギンの重さを体験する子ども

普段なかなか目にしない生き物を間近で見ることで、つむぎにいるエビや普段の生活の中で目にする生き物に対する興味や関心にも繋がったように思います。今後もホンモノの生き物に触れられる経験を通して、子どもたちの知的好奇心や思考力の育ちに繋げられるよう支援していきます。

文:発達支援つむぎ 阿佐ヶ谷ルームスタッフ

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