発達支援つむぎ 調布ルーム「みんなで力を合わせて畝づくり!」

2023.05.15

#発達支援

発達支援つむぎ 調布ルームでは、スタッフ・子ども皆で畑仕事に取り組んでいます。徒歩10分程の場所にある農園をお借りし、1年を通して野菜を育てています。

地域の方々に野菜を育てるノウハウを教えていただきながら、トライアル&エラーでスタッフも日々学びを得ています。

今回のブログでは、畝(うね)ができるまでの過程とその様子についてお伝えします。

まずは、スタッフが耕運機を使って硬くなった土を柔らかくしていきます。耕運機の操作に一苦労しますが、慣れると楽しいですよ。

耕運機で畑を耕すスタッフ

しっかり耕すことで、水はけもよくなり、根を土の中深くまで張らすことができるようになります。

次に、土づくりです。ここからは子どもたちにも参加してもらいました。

なぜ肥料を撒くのかイラストを使って説明していきます。「牛のうんちを土に混ぜるよ」と伝えると、「うそー!」「くさくないの?」という大きなリアクションが返ってきました。

うんちを混ぜるなんてびっくりですよね。栄養がたくさん入っていること説明すると、子どもたちは不思議そうな表情を見せながらも興味津々に話を聞いていました。

肥料について説明を受ける子どもたち

早速、肥料を撒いていきます。石灰を撒くと土の表面の色が変わるため、どこに撒いたか一目瞭然です。畑全体が白くなることを目標に、皆でせっせと撒きました。さらにその上に牛糞も撒き、スコップで混ぜたら土づくりは完了です。

畑に石灰を撒く子ども

そして最後は畝づくりです。

紐を真っ直ぐに張り、その両端から土をすくってかけていくことで山ができます。その山を平らにならしていくと「畝」の完成です。

1つの畝が5メートルあるため、ゴールまでの道のりを眺め「長いな〜」とつぶやく声も聞こえましたが、黙々と作業を進めている姿が見られました。

紐に沿って畝を作る子ども

今年の夏は、トマト・なす・ピーマン・枝豆・とうもろこし・ポップコーン・スイカを育てます。採れたての野菜を食べるのはもちろんのこと、今年は加工にも力を入れてより調理活動の幅を広げられたらと思っています。

さあ、いよいよ苗植え・種まきが始まります!スタッフも暑さに負けず、毎日の畑仕事を子どもたちと楽しみたいと思います。

文:発達支援つむぎ 調布ルームスタッフ

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