発達支援つむぎ 府中「スヌーズレン」
2025.09.29
#発達支援
こんにちは。発達支援つむぎ 府中ルームでは、9月にスヌーズレンを行いました。
「スヌーズレン(Snoezelen)」とは、2つのオランダ語snuffelen(鼻でクンクン臭いを嗅ぐ)とdoezelen(ウトウトと居眠りをする)の合成語です。暗い中での感覚的刺激のある空間で、室内を探索したり、自らリラックスをすることを目的としたアプローチです。
子どもたちに特に人気があったのは…
ボールプールとレインボースプリングでした。

ボールプールでは、楽しみ方が二通りに分かれました。
1つは、海に見立てて泳いだり、波を表現するためにボールの下に入り込んだりと、体をたくさん動かす「動」の楽しみ方です。
もう1つは、ボールプールに埋もれたり、上に寝転がってのんびりと過ごす「静」の楽しみ方です。

「レインボースプリング」は、光る色のグラデーションを持ち、ビヨンビヨンと伸び縮みするバネのおもちゃです。レインボースプリングでもボールプールと同様に、いろいろな遊び方で楽しんでいました。スタッフや友だちと両端を持って、大きく揺らすダイナミックな遊びや、両端を自分で持ち左右の手の間でバネが順に動いていく様子を見たり、音を楽しんだりする様子が見られました。
最後に、子どもたちがスヌーズレンの道具やおもちゃを貸してくださったボランティア団体「スヌーズレンを楽しむ会」のみなさんにお礼の手紙を書きました。

スヌーズレンを実際に経験し、周りの環境を探索する能動的な側面とリラックスした静態的側面の、それぞれの実体験を得ることができたのではないでしょうか。

つむぎ 府中ルームでは、今後もこのような実体験を通して子どもたちが自分の感覚や楽しい気持ちを理解したり、物事の不思議さや構造に触れたり、工夫して遊び込んだりする経験などを大切にしてまいります。
文:発達支援つむぎ 府中ルームスタッフ
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