発達支援つむぎ ふじみ野「自分だけの染物を作ろう!」

発達支援つむぎ ふじみ野ルームでは、併設しているふじみ野どろんこ保育園の園児と一緒に活動するマンスリー支援と、小集団で活動するグループ支援を行っています。

その二つの活動に加えて、マンスリー支援や、グループ支援の活動では体験できない特別な活動を行う、体験活動を実施しています。

今回の体験活動は、親子で「染物体験」を行いました。

きょうだい児も一緒に参加するご家庭もみられ、緊張せずに楽しみにしている姿がみられました。

染める材料は、玉ねぎの皮、コーヒーのかす、桜の葉を使用しました。輪ゴムや洗濯ばさみを使い模様をつけて、鍋で煮詰めて抽出した染液で巾着袋を染めました。

楽しそうな子どもたち

染液に巾着袋を入れると、「色が変わった!」と興味津々に鍋をのぞき込む子どもたちの姿がみられました。

巾着袋を鍋から早めに取り出し薄く染めることで、柔らかい色にする子もいれば、長い時間浸けて濃く染めることで、深みのある色にする子もいました。

染液に巾着袋を入れる子ども

染まった巾着袋は、みんなで洗濯をするように水洗いをしました。乾いた後にどんな色になるのか、真剣な面持ちで巾着袋を干す姿がみられました。

巾着袋を干す子ども

普段から身近にある玉ねぎの皮や、カフェで見かけるコーヒーから出てくるかす、園庭にある桜の葉が、それぞれ異なった色合いや風味を出し、世界に一つだけの巾着袋を作ることができました。

自分たちで模様をつけて染めたことで、特別感を感じ、大切にしようという気持ちが芽生えたかと思います。

煮詰めているときの香りや色の変化、染液から取り出したばかりの巾着袋の温かさなど、五感で感じながら染物体験を楽しむことができました。

文:発達支援つむぎ ふじみ野ルームスタッフ

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