発達支援つむぎ ふじみ野「戸外活動で、心も体も手先の操作性までも」

発達支援つむぎ ふじみ野ルームでは戸外活動を中心とした支援を行っています。そこで今回は戸外活動を経験していくことで子どもたちのどんな力に繋がっているのかという所をお伝えしたいと思います。

天気のよい日には、散歩へ出る機会を多く設けていますが、散歩に行った先で、滑り台をすべる、ブランコに乗る、砂場で穴を掘る、砂山を作るなど、子どもたちは日々自然の風に触れながら様々な遊びを楽しく過ごしています。

すべり台をのぼる子どもたち

例えば、滑る台をすべること、ブランコに乗ること、どちらの遊びも腕の力がつくことや、バランスが良くなっていくこと、目の使い方が上手になることや、運動のコントロール力が高まることに繋がり、手や指を沢山使う機会に繋がっています。

また、「楽しい」「もっとやりたい」と思うことから情緒の安定にも繋がっていきます。数の限られた遊具をみんなで使うためには順番で並ばなくてはならないため、順番を守る、みんなで一緒に使うといった社会性も育まれていきます。

さらに、「もう1回」や「〇回やったら順番かわってね」など会話の中に数を入れることで、数字に触れる機会になり、友だちと言葉でやりとりする経験にもなっています。

すべり台をすべる子どもたち

身の回りの事が自分でできるようになるためには手先の操作性は大切で、自分で着替えること、靴を履くこと、ボタンを留めること、お箸を持つこと、文字を書くこと…これらはすべて手先の操作が必要になってくると思います。また、操作性が高まればできるということではなく、同時に心の育ちとして「自分でやってみよう」と思う気持ちが育っていることも必要になります。

だからこそ幼児期の今、そこに繋がる力として大切なことは「楽しみながら経験していくこと」だと思います。

そのため、つむぎ ふじみ野ルームでは、今後も戸外に出ていく機会を多く設けていくことで、心も体も手先までも、子どもたちの育つ力を最大限に伸ばせるよう支援していきたいと思います。

子どもたちからすると、ただただ楽しく遊んでいるうちに、実は沢山の経験を積み重ねていて、沢山のスキルが育っているという環境を目指して、今後も支援していきたいと思います。

文:発達支援つむぎ ふじみ野ルームスタッフ

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