発達支援つむぎ ふじみ野「たくさんの『一緒に』を積み重ねて」

発達支援つむぎ ふじみ野ルームでは、併設されている保育園で生活を送るマンスリーグループがあり、共に暮らし・頼りあい・ぶつかり合い・手をさしのべあう事が実践できる支援を行っています。

入所したばかりの子どもたちは、自分の好きな遊びに没頭し、周りの子に関心を示さないことも珍しくありません。スタッフとの信頼関係を土台に、少しずつ周りに目が向けられるようになり、ふと隣の子の遊びを眺めたり、お友だちの笑い声に耳を傾けたりする瞬間が訪れます。この「他者への気づき」こそが、社会性の扉が開く最初の一歩です。

ベビーカーの子どもと手をつなぐ子ども

自分の気持ちを言葉で伝えるのは簡単なことではありません。それでも、「手を繋ごうと誘われた時」「目が合った瞬間のニコッとした笑顔」「同じおもちゃを囲んで過ごす穏やかな時間」こうした小さな積み重ねが、子どもたちの安心感へとつながります。「この子と一緒にいると楽しい」「待っててくれた」という経験は、自信を育み、人を信じる力の根っこになります。

距離が縮まれば、時にはおもちゃの取り合いや意見の食い違いも起こります。しかし、それもまた「自分と相手は違う人間である」と知るための、かけがえのない学びです。スタッフが間に立ち、「悲しかったね」「次はこうしてみようか」と寄り添うことで、子どもたちは少しずつ、自分も相手も大切にする方法を身につけていきます。

一人では怖くてできなかった事でも、友だちの背中を見ているうちに、「ぼくもやってみようかな」と一歩踏み出せる。友だちが楽しそうに笑っているから、「あのおもちゃ、触ってみようかな」と興味が広がる。大人が言葉で「やってごらん」と促すよりも、隣にいる子の存在が、何よりの安心感とモチベーションになるのです。「友だちがいるから、もっとすごいことができる」この発見が、子どもの創造力と協調性を一気に加速させます。

トランプで一緒に遊ぶ子どもたち

他児との距離が縮まる。それは単に「仲良くなる」こと以上に、「社会の中で生きていく力」が芽生えている証拠です。つむぎ ふじみ野ルームでは、一人ひとりのペースで、ゆっくりと、でも確実に「一緒が楽しい」という積み重ねができるように個々に合った支援を行っています。

笑顔の子ども

これからも、子どもたちの笑顔が輝き、「楽しい」や「やってみよう」の気持ちが育つ支援をしていきたいと思います。

文:発達支援つむぎ ふじみ野ルームスタッフ

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