発達支援つむぎ 池尻「卒児交流会」

2024.01.25

#発達支援

発達支援つむぎ 池尻ルームでは、11月29日に初めての「卒児交流会」を開催しました。卒児交流会の目的は、つむぎ 池尻ルームを卒所した小学生と、つむぎ在園児が一緒に遊ぶ中で、在園児にとっては小学生への憧れが生まれ、小学校生活への期待を育むことです。また、卒児にとっては、懐かしい職員に会ううれしさを感じたり、久しぶりに会う友だちとの交流を楽しんだりすることを目的としています。

当日はつむぎを卒業した小学生が2名遊びに来てくれました。職員との再会に照れてしまい、最初は職員と目も合わせなかったのですが、徐々に話しかけに頷くようになりました。自己紹介の時間では、名前や小学校名を職員が聞くと、恥ずかしそうではありましたが答えてくれました。

どんな遊びをしたいかを子どもたちに聞くと「サッカー」「鬼ごっこ」と発言がありました。園児から「サッカーやってから鬼ごっこしようよ」と提案があり、鬼ごっこをやりたいと言った子どもも「サッカーもやりたい」と話したため、サッカーから始めることになりました。小学生と園児が一緒になって、職員が守るゴールを攻めていました。

サッカーで遊ぶ様子

小学生のお兄さんたちがあっちこっちへ飛ぶボールを受け止めるので、子どもたちはいつもよりもボールに集中して遊んでいる様子でした。サッカーをする小学生の華麗な足さばきや、走る姿を目にして、体格も体力も上のお兄さんが活躍する姿に憧れの視線を向ける姿も見られました。

みんなで遊ぶ子どもたち

鬼ごっこでは、職員も一緒にゲームに参加しましたが、本気で走っても小学生には追いつけないほどでした。体の使い方が向上し、ぎりぎりで方向転換しても転ばないで走って逃げる卒児の姿に成長を感じました。また、以前は遊びの邪魔をされてとても怒っていた子が、つむぎ在園児に対して怒ることなく落ち着いて対応している姿に精神面でも大きく成長している様子が見られ感動しました。その一方で、変わらない笑顔にほっとさせられるなど、職員にとってもうれしいひと時となりました。

今後も卒児交流会を実施するだけでなく、卒業生たちに気軽に遊びに来てもらえるようなつむぎ 池尻ルームでありたいと思います。

文:発達支援つむぎ 池尻ルームスタッフ

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