発達支援つむぎ 生田「お米づくりとかまど炊き体験」

2026.07.24

#発達支援

こんにちは。発達支援つむぎ 生田ルームです。私たちの日常には、ボタン1つでご飯が炊け、蛇口をひねれば温かいお湯が出る便利な生活が広がっています。しかし、昔の人々はどのような暮らしをしていたのでしょうか。今回の活動では「昔の暮らしを知ろう」をテーマに掲げ、私たちの主食であるお米に焦点を当て、お米作りとかまどでの炊飯を子どもたちと一緒に体験しました。

子どもたちは土と水が入ったバケツに稲の苗を植えている

まずは、お米がどのようにして育つのかを学ぶため、バケツを小さな田んぼに見立て、田植え体験を実施しました。泥の感触に少し戸惑う姿もありましたが、少しずつ慣れてくると、真剣な表情でそっと苗を泥の中に植え付けていきました。土に水を混ぜて泥を作り、そこに苗を植える作業はとても新鮮な体験だったようです。

作業の最中、ある子が「これ全部手でやるの?」とつぶやきました。目の前の小さなバケツに植えるだけでも手間や時間がかかるのに、昔の人々や今も米農家の方々が広い田んぼの苗をすべて手作業で植えているという事を知り、その大変さに驚いたようです。機械がない時代の苦労に思いを馳せ、身をもって感じ取る貴重な経験となりました。

一人の子どもが米と水が入った釜の中に手を入れて水の量をみている
一人の子どもが火起こしした後の釜戸をうちわであおいでいる

続いて、かまどを使ったご飯炊きに挑戦です。現代の炊飯器とは違い、かまどでご飯を炊くには多くの工程と時間が必要になります。お米を洗った後、自分の手をお米に当て、手首の線を目印にして水を入れる作業では真剣に、そして慎重に取り組む子どもたちの姿が印象的でした。

そして、いよいよかまどでの火起こしです。薪を組み、火をつけます。炎が安定するまでは火のそばを離れることができず、顔を赤くしながら薪をくべ続けます。煙の匂いや炎の熱さを感じながら、火と真剣に向き合っていました。できあがったご飯は、普段食べているものとはまた一味違った味わいでした。自分たちの手で苦労して炊き上げたからこそ、ご飯の一粒一粒がより美味しく感じられたのだと思います。次の週のおやつは炊飯器を使ってお米を炊き、おにぎりを作りました。釜で炊いたご飯と食べ比べ、「釜の方が美味しかった」「釜の方はおこげがついていた」などの感想があがりました。

今回の体験を通して、子どもたちは単に昔の道具に触れただけでなく、食べ物を作ることの大変さや自然の恩恵、そして昔の人々の知恵を肌で学ぶことができました。手作業の苦労を知ったことで、毎日の食事に対する感謝の気持ちも深まったように感じます。

これからも、こうした体験活動を通して、子どもたちの豊かな感性と学びを育んでまいります。

文:発達支援つむぎ 生田ルームスタッフ

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