発達支援つむぎ 北千住「雨の日の活動」

2023.08.16

#発達支援

発達支援つむぎ 北千住ルームは、併設する北千住どろんこ保育園の子どもたちと共に過ごす、マンスリー支援を行っています。

今回は、雨の日の外遊びの様子をお伝えします。梅雨の時期は雨の日が多くなっていましたが、園では雨が降っても「外で遊びたい!」という子どもたちのリクエストに応えて、外遊びがOKになることが多いです。

中でも一番人気は、名物のどろんこスライダーです。いつもは水をかけて滑りやすくするのですが、この日は雨がいつにも増して滑りをよくしてくれています。

子どもたちは順番を守りながら、手足を使ってバランスを取りつつ、滑りやすい山を慎重に登っていきます。友達が滑ってしまうと「だいじょうぶ?」と声をかけたり、「滑っちゃった」と笑い合ったりする姿がみられました。

どろんこスライダーで遊ぶ子どもたち

滑り台は登る時には足腰が鍛えられたり、滑る時にはバランスを取りながら姿勢を保ったりすることで、筋力やバランス力の向上に繋がります。どろんこスライダーはそれだけでなく、凹凸が不規則であったり場所によって傾斜が異なるので、どのように手足を使えば登ることができるのかを考える力が育まれます。また、滑る時にお尻から感じる感覚やスピードが毎回変わり、様々な姿勢の保ち方を経験できます。

雨の中での遊びは、他にもありました。落ちてくる水滴の位置を予測してカップを置いたり、水溜まりの上でボール遊びをしてみたり、好奇心が掻き立てられて、遊びがどんどん広がっていきます。

水たまりで遊ぶ子どもたち

遊びのなかで経験した身体の使い方や感覚は、身体づくりの土台になり、発達とともに集中力が身に付いたり、生活動作の獲得などに繋がります。なにより子どもたちの楽しそうな表情がみられることが、私たちも嬉しいです。

雨の日は室内で遊ぶことも多くなってしまいますが、雨ならではの楽しみ方や遊びを子どもたちと共にたくさん見つけていきたいと思います。

文:発達支援つむぎ 北千住ルームスタッフ

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