発達支援つむぎ 目白「3月のつむぎ 目白ルームの活動報告」

2025.04.30

#発達支援

3月の発達支援つむぎ 目白ルームでは、各グループで行った焚き火を使ってのソーセージ作りと池袋消防署見学での子どもたちの様子を紹介します。

ソーセージ作りでは、普段食べているものが「どんな食材でできているのか?」「どのように作られているのか?」を知るために、自分たちで調理してみることにしました。使用したひき肉はほとんどの子どもが初めて見て、触る肉の種類でした。ボールにひき肉、調味料を入れ順番に子どもたちでこねていきます。こねた肉をビニール袋に入れ袋の端から絞り出してソーセージの形を作ります。この絞り出す操作は子どもたちにとって難しい様子で、細いソーセージになったり、途中で切れなくて長いソーセージになったりなど、子どもたちの「困った」がたくさん見られました。しかし、子どもたちはスタッフに「どうやるの」「お手伝いして」などと聞いたり、友だち同士で解決したりする様子が見られていました。

つむぎ 目白ルームには自慢の屋上テラスがあります。そこで焚き火をしてソーセージを焼いて食べることにしました。子どもたちは種火となる枯れ葉を集め、蒔に焚べ、消火に使う水を運んでくれました。煙や炎に驚いたり、焼けるよい匂いに喜んだりした後は、実食です。ホットドッグにしたり、ソーセージのみを味わったり子どもたちそれぞれの楽しみ方が見られました。

焚き火でソーセージを焼く子どもたち
焼けたソーセージにケチャップを塗る子ども

2024年度も「命をいただく」「畑で育てる」「流通を知る」などを目的とし、調理活動をグループごとに行いました。調理活動では普段口にしないものも、「自分で育てた・収穫した・捌いた・焼いたなどの体験から食べてみよう・食べられた」につながっていく子どもたちの姿を見ることもできました。また調理を通して、友だちと協力する、役割を知る、器具を使うなどの体験もたくさんできたと思います。つむぎ 目白ルームでは2025年度も食育を通していろいろな体験ができるよう企画していきます。

また、昨年に引き続き池袋消防署見学を行いました。自分の関わっている町の消防署にて、火事の様子、消防活動や防災についての話を聞きました。子どもたちから「はしごの長さはどれくらい?」「この部品は何に使うの?」など、質問をしていました。また、消防官から活動時の制服、ヘルメットなどを着せてもらったり、消防車の運転席にのせてもらったりと、「本物」に触れることができました。子どもたちが生活している地域での交流を通して知ること、体験することは普段の生活場面では経験できないことがあります。今後も地域の方々のご協力を得ながら、子どもたちと地域との交流をしていきたいと思います。

消防署見学をする子どもたち
消防車の運転席に乗せてもらう子どもの様子

文:発達支援つむぎ 目白ルームスタッフ

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