発達支援つむぎ 目白「ジャガイモの種芋を植え付けました」
2025.06.04
#発達支援
4月の発達支援つむぎ 目白ルームの最初の食育活動は、じゃがいもの種芋を植えることから始まりました。
まずは、土つくりから始めます。シャベルで土を広げ、ごみや石を取り除きます。一週間ほど太陽に当てます。ふわふわになった土を縦長のプランターに入れ、種芋を等間隔で埋めていきます。最後は水やりをして完成です。土の感触はやや湿っぽく、手のひらが汚れたり、爪の間に土が入ってしまったりなど砂場の砂とは違う感触を子どもたちは楽しむことができました。土の中から、ダンゴムシやミミズなどを見つけると、子どもたちは顔を近づけたり、シャベルで触ってみたりしていました。



今年度もつむぎ畑での野菜づくりが始まりました。子どもたちと種をまく野菜を考え、「できた野菜はどんなお料理で食べようか?」など話し合いをしました。つむぎ 目白ルームのテラスに植えた野菜は、ブロッコリー、なす、ピーマン、きゅうり、トマトです。これらの野菜を使って、ピザ、カレーで食べたい意見が多かったので、アンケートを取っています。結果はどちらになるのか楽しみです。
つむぎ 目白ルームでは園庭がないので、テラスでプランターでの野菜栽培をしています。日当たり、水はけの悪さがあり、収穫できるよう子どもたちと日々、工夫を凝らしています。野菜つくりでは、土に触れ、水やり、(成長の様子を)観察、収穫などの様々な工程があります。それぞれの作業が子どもの身体機能面・心理的な面での発達につながります。また、子どもたちが日々食べている物がどのように作られているのかを「実感」できる機会にもなります。そして、収穫した野菜を自分たちで調理して食べてみる、味の感想を友だちと伝え合うなど食べることへの興味・関心につながればよいな、と思っています。

文:発達支援つむぎ 目白ルームスタッフ
発達支援つむぎ 目白ルーム施設情報を見る