発達支援つむぎ 目白「ルームを飛び出して「ホンモノの体験」を!」

2026.07.07

#発達支援

発達支援つむぎ 目白ルームでは、5月は子どもたちの五感を刺激し「生きる力」を引き出すため、室内を飛び出し2つの特別なプログラムを開催しました。

まずは昨年に続き2回目となる「馬と触れ合う会」です。学習院大学馬術部のご協力のもと、豊島区児童発達支援センターと合同で餌やりや乗馬に挑戦しました。最初は馬の大きさに緊張していた子どもたちも、ポニーから少しずつ触れ合うことで安心感が芽生えた様子。学生の方々の手厚いサポートのおかげで、最後は全員が笑顔で馬場を一周することができました。

ヘルメットと胴着を着けた子どもが馬に乗り、近くでは3人の大人が馬の移動をサポートしている
鬣を三つ編みにした白馬に手を伸ばす子ども

もう一つは「高尾山親子遠足」です。ロープウェイで中腹へ向かい、長い坂道では「疲れた」と足が止まりそうになる場面もありました。しかし、道中の名物を見つけて楽しみながら、誰一人諦めずに目的地へ到着。薬王院での親子ウォークラリーにも興味津々で取り組み、自分の足でゴールした達成感は大きな自信となったはずです。秋にはいよいよ山頂を目指します。

高尾山の山腹から山々の景色をみる子どもの後ろ姿
大人と子どもたちは薬王院の入口の階段を上っている

乗馬や登山は、身体と脳の発達を促す効果を持っています。

最大のメリットは、不規則な揺れや傾斜による「体幹へのアプローチ」です。馬の三次元的な振動や、山道を一歩一歩踏みしめて歩くステップは、全身の深いところにある筋肉を刺激し、姿勢を保つ力や上手に体を動かす計画性を高めます。

さらに、大自然の環境はさまざまな感覚をバランスよく育てる力をサポートします。緑の景色や動物の匂い、鳥のさえずりは子どもたちの心地よく脳を刺激し、馬の温かな体温は情緒に働きかけます。移動時の加速を捉える「前庭覚」や、筋肉にかかる負担から姿勢を認識する「固有覚」も同時に刺激され、ボディイメージや力加減のコントロールが育まれます。

マニュアル通りにいかない現実世界だからこそ、生きたやり取りや臨機応変さが育ちます。これからも子どもたちの身体と心に響くような、素晴らしい感動や経験を大切にしていきます。

文:発達支援つむぎ 目白ルームスタッフ

発達支援つむぎ 目白ルーム施設情報を見る

関連する記事

最新のどろんこアクション記事

どろんこ会からのお知らせを見る

お知らせ一覧へ
PAGE TOPtop