発達支援つむぎ 武蔵野「放課後デイサービス×保育園」

2023.08.18

#発達支援

発達支援つむぎ 武蔵野ルームの放課後等デイサービス利用者たちは、武蔵野どろんこ保育園との交流の中で、園スタッフや園児と接する場面を活動の一つとして行っています。これまではコロナの影響もあり戸外で一緒に遊ぶことが多かったのですが、コロナも落ち着いてきた最近では園内に入り、園の作業を手伝い、これまで以上に連携に取り組んでいるのでその様子を紹介します。

テーブルの片づけの手伝い

【中学生のA君】

園児がお絵描きや給食を食べる時に使用する机をスタッフと共にきれいにしています。この日初めて保育園の建物の中に入ったA君。保育園の2階テラスから外の景色を眺めたり、給食室のメニューを楽しそうに見たりする姿がありました。

窓ふきの手伝い

【高校生のB君】

乳児室の窓ふきをしています。ちょうど目の前の空き地では保育園の子どもたちが遊んでおりB君の様子を見て、手を振ってくれる子もいました。そんな子どもたちの姿が励みになったのか、顔に汗をかきながらワンフロア全部の窓をきれいにしてくれました。

放課後等デイサービスの利用者はこれまで小さい子どもと関わる経験をしたことがないという人がほとんどでした。その為、子どもたちの賑やかな声に警戒心を持ち、少し離れた場所にいることが多かった人も数を重ねるごとに慣れ子どもたちに近づいて挨拶する姿がみられるようになりました。保護者からも保育園での作業をするようになってから家で「大変だけど楽しかった」や「童心にかえりたい」と言っていたなど、利用者の変化をお聞きすることも増えました。

どろんこ会の同じ法人内だからこそできる放課後等デイサービスと保育園との交流プログラム。保育園の先生からは園をきれいにしてくれて「ありがとう」と言葉をいただきました。放課後等デイサービスにとっても、保育園の仕事の一端を体験することができ、またそこから生まれる「ありがとう」の言葉が、これからの就労に向けて働く意欲につながることを願っています。

文責:発達支援つむぎ 武蔵野ルーム職員

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