発達支援つむぎ 新羽「『やってみたい』から広がる、一人ひとりの成長の物語」
2026.05.21
#発達支援
発達支援つむぎ 新羽ルームでは、未就学児の子どもたちの発達支援をおこなっています。併設する保育園の園児と活動を共にする中で「にんげん力」を身につけるために子どもたちが「遊び」や自然の中での「原体験」を通して、主体的に「やりたいこと」を選べる機会をつくっています。子どもたちは様々な体験を積み重ねることで「自分で考え、行動する思考」を育みます。
責任感と自信を育む「朝の日課」


登園して最初に行うのは、日課としている雑巾がけとヤギ小屋掃除です。自分に役割があり、やらなければならないことをやりきる経験は、自立して生きる力の基礎となります。最初はぎこちなかった雑巾絞りも、毎日繰り返すうちにどんどん上達していきます。「濡れた跡が線路みたい」と目を輝かせる子がいれば、それを見た子が「よーいどん」と追いかけるそんな遊びの広がりの中に体幹トレーニングやルール理解といった発達の支援が溶け込んでいます。

ヤギ小屋掃除では、ほうき、ちりとり、ホース、デッキブラシなど様々な道具を使います。目的を持って道具を扱うことで、両手動作などの体の使い方が身に付きます。また「貸して」「いいよ」といった道具の貸し借りを通じ、他者とのやり取りを自然に学んでいく中でコミュニケーション力が育まれます。
自然の中で、心と体を解き放つ

日課を終えると散歩に出て戸外活動を行います。散歩に出れば、そこは挑戦の宝庫です。「僕が引っ張ってあげるね」「この縄に掴まってごらん」そんな子どもたちの声が響きます。木登りや急斜面での遊びは、バランス感覚を養うだけでなく仲間と助け合ったり時には意見をぶつけ合ったりする中で社会性を学ぶ貴重な場となります。集団活動が少し苦手な子もまずはスタッフと二人で、そして徐々に小人数の輪へと自分のペースで世界を広げていけるよう私たちは見守りながらじっくりと時間をかけて伴走します。
「泥だらけになって遊び、お腹が空いてご飯を食べ、ぐっすり眠る」そんな毎日の中に、子どもたちが未来を生き抜くための力が詰まっています。私たちはこれからも、一人ひとりの個性に寄り添い、保護者様と共に子どもたちの健やかな成長を見守ってまいります。
文:発達支援つむぎ 新羽ルームスタッフ
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