発達支援つむぎ 荻窪「じゃがいもを育てよう」
2025.05.26
#発達支援
杉並区荻窪駅前にある発達支援つむぎ 荻窪ルームでは、杉並区の区民農園を借りて畑仕事をしています。
この日は4月でしたがめずらしく夏日となり、気温は30℃近くまで上がりました。
街の景色を見たり、しりとりで言葉あそびをしたりして、子どもの足で20分程かかる道のりを、友だちと一緒に楽しく歩ききることができました。

畑につくと、これから何を植えるのか、クイズがはじまりました。数少ないヒントから「にんじん!」「きゃべつ!」「とうもろこし!」「みかん!」と、次々に声が聞こえてきました。
正解がじゃがいもとわかると「フライドポテトだー」と、食べ方まで想像をふくらませる子どももいました。

スタッフが植え方の見本を見せながら「最後にそっと土をかけてね」と伝え、いよいよ子どもたちが植える番です。
植える間隔を空けながらシャベルを使って穴を掘り、近くの友だちにシャベルで掘った土が飛ばないように、よく周りを見ながら作業をすることができていました。穴の中で芽が上になるように種芋を入れて、そこにそっと優しく土をかけることができていました。

次は、水やりです。大きいじょうろに水を入れて、少し離れた場所から一人ずつ水を運びます。どのくらいの重さの水を入れ、どのように持ったら畑まで水をこぼさずじょうろを運べるか、みんな試行錯誤して運ぶことができていました。

つむぎでは畑仕事や泥遊びなど土に触れて遊ぶことや、友だちと一緒に畑で育てた野菜を自分たちで調理して食べるなど、自然体験を大切にしています。これからグループ活動の中で子どもたちと一緒に、じゃがいもの成長を追い、思い切り畑仕事を楽しんでいこうと思います。
文:発達支援つむぎ 荻窪ルームスタッフ
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