発達支援つむぎ 荻窪「川で生き物を見つけよう」

2026.08.31

#発達支援

杉並区のJR荻窪駅前にある発達支援つむぎ 荻窪ルームでは、月に一回体験学習を実施しています。7月の体験学習は、都立井の頭恩賜公園(東京都武蔵野市・三鷹市)にある小川にて「川遊び」を行いました。

小川の両側には木々が生え緑が生い茂っており、川の所々に岩の足場がある

最初に全員で準備体操をして川に入ると、「水が冷たい!」「石がいっぱいある」とそれぞれ感想を教えてくれました。川の感触に少しずつ慣れてきたところで、いよいよ探検開始です。

みんな真剣な表情で川の中の生き物を探します。「エビはね、岩や草のそばにいるんだよ」と事前に調べてきた子が教えてくれたので、みんなでそっと岩に近づき、網を何度も川に入れて水をすくっていました。

大人と子どもが金網で川の底をすくい、網の中をのぞいている

それぞれ自分だけで探検を楽しんでいた子どもたちでしたが、川エビを見つけた子が「見て見て!いたよ!」と捕まえたエビを見せてくれると、「かわいいね」「どこにいたの?」と自然と会話や交流が生まれています。

一人の子どもが小さな川エビを指先でつまみじっと見つめている

だんだんとコツを掴んでくると、川エビやザリガニなどを上手に捕まえることができ、潰さないよう優しくつまんで容器に入れて観察していました。

川の中で大人と子どもがそれぞれ探検をしており、一人の子どもはペットボトルの水シャワーをこちらに向かってかけている

幼児にとって「遊び」は、脳や身体の発達を促すだけでなく、意欲や主体性、他者と関わる力といった非認知能力を育むことが期待できます。今回の川遊びでも、子どもたちは楽しみながらたくさんの成長につながる経験をしていました。例えば、足場が不安定な川の中で何度も「しゃがむ・立つ」を繰り返すことで、バランス感覚や体幹、下半身の筋力が自然と養われます。また、小さなエビを潰さないように優しくつまむ動きは、指先の器用さや力加減を身につける練習になります。さらに、水の冷たさを感じたり、川に住む生き物を観察したりすることで、視覚・触覚などの五感が刺激され、子どもたちはさまざまな発見や驚きを味わっていました。

遊びの中には、一見すると「ただ楽しんでいるだけ」のように見えても、子どもの成長につながる学びがたくさん詰まっています。これからもつむぎ 荻窪ルームでは、子どもたちが夢中になって遊びながら、心も体も大きく成長していけるような経験を大切にしていきたいと思います。

文:発達支援つむぎ 荻窪ルームスタッフ

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