発達支援つむぎ 桶川「畑仕事~番外編~きょうはどろんこ」

2022.09.06

#発達支援

発達支援つむぎ 桶川ルームの7月の体験学習は「畑仕事~番外編~きょうはどろんこ」でした。6月の体験学習ではじゃがいもを掘りました。

じゃがいもを掘った跡地にはまだ何も植わっていません。気温も高く、井戸の水がひんやり気持ちよい季節です。今がチャンスとばかりに、今回は畑の土でおもいっきり遊ぶことにしました。

じょうろで水を撒くスタッフ

どろんこ遊びをしようと子どもたちを誘いますが、まだ靴も履いたままです。

遊びのきっかけづくりにスタッフがじょうろで水を撒いてみました。カラカラに固まっていた土が水を含んで柔らかく変化していきます。子どもたちは、そんな土の変化をじっと見つめています。

裸足で泥水に入る子ども

スタッフが裸足で遊ぶ様子を見て、子どもたちも靴を脱いで、おそるおそる泥水の中に足を入れはじめました。ムニュっ、ムニュっとなんだか気持ちがいい。一歩踏み出してしまえば、遊びはあっという間に広がっていきます。

泥遊びをする子どもとスタッフ

腕も足もどろんこだらけになりました。水が多い所と少ないところでは感触が違います。ダイナミックに土を混ぜたり、水を足したり思い思いに泥の感触を楽しんでいました。

泥の上に座る子どもたち

座って遊ぶ友だちを見て「ぼくも!」と泥の上に座ったと思ったら、ついに泥にダイブ!全身どろんこになりました。本日ピカイチの笑顔です。

泥にダイブする子ども

そんな子どもたちの姿を見守る保護者の方々。

「もう、お洗濯大変」「目には入らないようにしてね」という声がはじめは聞こえていたのですが、「いっぱい楽しんで」「もっとどろんこになっちゃえ」という声に変化していきました。

汚れることが嫌で、親が子どもにどろんこ遊びをさせたくない、という思いをもたれることもあるかと思います。どろんこで遊ぶことで、心身も心も開放的になり、いつもよりたくさん話をして、手先や身体を使って遊ぶ姿がみられました。

まずは、私たち大人が、どろんこになって遊ぶことへの子どもの楽しさに共感したり、それによる心と体の変化を理解したりすることが、成長へのよりよい影響をもたらすでしょう。そしてぜひ大人も一緒にどろんこになりましょう。

つむぎ桶川ルームでは、日常的に、どろんこ、水、絵の具など様々な感触遊びを実施しています。体験学習では、保護者の方々や兄弟姉妹も活動に参加できます。子どもはもちろん、大人も一緒に楽しめるといいですね。

文:発達支援つむぎ 桶川ルーム職員

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