発達支援つむぎ 桶川「たかが芝すべり されど芝すべり」
2025.04.07
#発達支援
2月の活動の1つとして公園の築山で芝すべりを行いました。初めて芝すべりを行う子どもが多く、はじめは「どうやってすべるの?」と先生に尋ねる姿が多くみられました。しかし、何度か自分たちですべると「こっちのほうがすべるかも!」や「裸足になった方がすべるかも」とよりすべる方法を考え、試す姿がみられました。「なんでこっちはすべらないのかな?」「石が多いからかな?」と試行錯誤する姿からは考える力の育ちを感じました。また、友だちが新しい方法を思いつくと「いいね」と伝え一緒に試す姿や「連結しようよ」と言い、友だちと協力してすべる姿もありました。

また、芝すべりでは考える力や社会性の面だけではなく、身体を育てることも目的の1つとして設定しました。芝すべりを行うには体幹の力(体の軸)が重要になります。スピードをつけたまま築山の下まですべりきるコツは、足で地面を蹴ったあと、しっかりと段ボールを握り、身体の重心を後ろに保ち続けることです。
芝すべりを行った時間は20分程でしたが、子どもたちも楽しく身体を使えたようで、帰り道では疲れた様子がみられました。
このように身体の使い方や考える力、他者とのやりとりなど多角的な視点で子どもたちを見守り、「生きる力」を育むことができる環境を設定していきます。ぜひ子どもたちが楽しみながら、「生きる力」をつけている様子を見に来てください。
文:発達支援つむぎ 桶川ルームスタッフ
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