発達支援つむぎ 内箕輪「生活発表会 ~色遊びの発展~」

2024.03.07

#発達支援

2月、発達支援つむぎ 内箕輪ルームのマンスリー利用の子どもたちは、内箕輪どろんこ保育園の園児と共に生活発表会に参加しました。

乳児は、毎日の活動の中でできるようになったことを、各クラス保護者の方にご覧いただきました。幼児は色、劇、ピタゴラ、廃材制作、縄跳び、粘土の6つにゾーン活動を絞った中から子どもたち自身で1つ選び、保護者の方に活動の様子をご覧いただきました。このゾーン活動は毎日の遊びや活動の中で表現したり、友だちと協力して行ったりしていることを、子どもたちと保育者で一緒に考えたものでした。また、クラス別に歌の発表も行いました。今回は、特に幼児の「色のゾーン」の生活発表会までの様子をお伝えします。

子どもたちは生活発表会までに、滲み絵・お絵かき、色水遊び、色塩遊び、光遊びと様々な色にまつわる遊びや活動を行ってきました。特に色塩遊びでは、ただ色を混ぜて楽しむだけではなく、塩のさらさらとした感触を楽しみつつ、好きな色のチョークを選び、マドラーを使い削る作業がありました。マドラーの持ち方や力加減など最初は思うようにいかない様子で「先生、できない」という声もありましたが、繰り返し行う中で持ち方や加減がわかってくると「できたよ!〇〇色になったよ!」という声が聞こえてきました。

塩とチョークを混ぜる子ども

また、光遊びではカラーセロファンと色虫眼鏡と形を組み合わせた下敷きを作りました。繰り返し色を使った遊びを行う中で、どの色の組み合わせで何色になるかを想像してセロファンの色を重ねて思い思いに作る姿が見られました。何枚も重ねたことで暗くなってしまい光がなかなか入らないこともありましたが、「もう一回やってみる」と繰り返しチャレンジし、思い思いの色虫眼鏡ができあがりました。完成した後は色虫眼鏡越しに友だちと顔を見せ合い笑顔がみられました。

色虫眼鏡を覗く子ども

生活発表会当日は、色水遊びを行いました。これまでの色遊びの中で色水遊びが一番好きだと話す子も多く、生活発表会当日も保護者の方に見守っていただきながらたくさんの色作りを行いました。「僕はギャラクシー色を作る」、「私はお茶を作るね」と作りたい色のイメージを膨らませ、保護者の方に説明しながら色水を作っていく姿がみられました。終了時間間際には「もっとやりたいな」と話す姿が見られました。

色水遊びの様子

生活発表会後も子どもたちは好んで色水遊びを行っています。傘袋を使って複数の色水を入れた袋を作った際に保育者が縁側に並べて飾ると「きれい」「カーテンみたい」と陽の光できらめく様子を眺め楽しむ姿がありました。

これからも色遊びを子どもたちと楽しみつつ、繰り返し行い、遊びが発展していけるように見守っていきたいです。

吊るされた色水の袋

文:発達支援つむぎ 内箕輪ルームスタッフ

発達支援つむぎ 内箕輪ルーム施設情報を見る

関連する記事

最新のどろんこアクション記事

どろんこ会からのお知らせを見る

お知らせ一覧へ
PAGE TOPtop