発達支援つむぎ 八山田「たくさん ためしてみたよ!」

2022.09.29

#発達支援

今回は、子どもたちが夢中になって活動している遊びをご紹介したいと思います。下の写真は手作りのシャボン玉液を作っているところです。

シャボン玉液づくり

はじめは、自分たちが思うままに水と洗剤をペットボトルに入れて「シャボン玉液」を作ってみました。これでシャボン玉ができると楽しみにしていた子どもたちですが、結果はというと、まったく「シャボン玉」にはなりませんでした。そこで、夕方のお集まりの場面でスタッフと一緒にどうしたらシャボン玉ができるかについて話し合いました。「分量を調べ、正確に測ってから混ぜてみよう」という話になり、次の日はメモリを見ながら測って混ぜてみることにしました。実際にやってみると、少し壊れやすいですが膨らむシャボン玉を作ることができました。

シャボン玉液をぶくぶくする子

そこからは園庭に向かって飛ばして遊ぶだけでなく、カップの中で泡のように沢山シャボン玉を作り始める姿も見られるようになりました。ある時、「シャボン玉に色をつけたい」という子どもたちの声があがり、シャボン玉液と絵の具をまぜてみました。すると、ピンクと青を混ぜると紫になったり、黄色とピンクを混ぜるとオレンジになったりと泡の色が次々に変化しました。「なんでー?おもしろい!」と目を輝かせ「次は赤をまぜてみよう」「青がいいよ。こっちに入れて」など、一人ひとりが思ったことを試しながら遊びを展開しました。

木を揺らす子どもたち

次は、広場で遊ぶ子どもたちのエピソードです。友だちと一緒に木の枝をじっくりと観察していた男の子達でしたが、ふと、風で木の枝が上下に揺れるのを発見しました。ある男の子が枝を手で叩いてみると、木の枝が跳ね返ってびょんびょんと揺れました。その枝が揺れる様子が面白かったのか、友だちも真似して枝を叩きます。しばし、二人で枝が揺れる様子を見て笑っていました。その様子は、木の枝がどんな動きをするのか何度も試しているようでした。

日々いろんなことを発見していく子どもたち。「なぜ?」「どうしてなの?」「やってみたい」「おもしろい」という子どもたちの気持ちを大切にしながら、試行錯誤するような遊びを実現できるようにしていきたいと思います。

文責:発達支援つむぎ 八山田ルームスタッフ

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