船橋どろんこ保育園「食材と食の循環を知る」

2022.02.28

#保育園

船橋どろんこ保育園では、毎月食育体験を実施しています。

1月の食育体験では、初めて「鯖の解体」を間近で見て、命について考える体験を行いました。魚を調理した状態は、給食や家庭料理でよく目にしていますが、生の魚を見る機会が少ない子どもたちは様々な表情を見せてくれました。

間近で鯖を見る子どもたち

幼児クラスでは、「今日はお魚が遊びに来るよ」と話しをすると、目を丸くして驚き、いざ本物の魚が登場した時には、「大きいね!」「動きそう!」「なんかくさいね」と様々な反応を示してくれました。

さばかれた鯖に触れてみる子ども

0歳児、1歳児クラスでは、怖がってしまうかなと思いましたが、とても興味を持ち、積極的に手を伸ばして初めての感触を楽しんでいました。

鯖をさばく様子を見る子ども

実際にさばく様子を見ると、中には驚きの声と共に一歩後ろへ下がってしまう姿もありました。さばくところを見たことのない子も多く、感動や驚きの声が飛び交っていました。普段の活動の中では見られない反応がたくさん見られ、保育者もとても嬉しい気持ちになりました。

さばかれた鯖に触れる子どもたち

さばき終わる頃には、だいぶにおいにも慣れたようで「触っていいの?」と興味津々でした。中には、魚の目を触ってみようとする勇気のある子もいました。

活動の終わりに、「皆が食べている魚は命をくれているから大事にしようね」と命の大切さについても話をすると、真剣な表情で耳を傾け、「苦手だけど一口食べてみるね!」という声も聞くことが出来ました。

子どもたちと一緒に、本物に触れ、命をいただくということについて考えることができ、とても充実した食育体験となりました。

文:船橋どろんこ保育園職員

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