日高どろんこ保育園「だしづくり、みそ汁づくり」
2025.04.07
#保育園
色とりどりに咲く花々と共に登園する子どもたちを迎える季節となりました。笑ったり泣いたりと様々な経験を重ねてみんなで成長しながら今年度も楽しく元気に過ごしていきたいです。
だしつくりは5歳児クラス、みそ汁つくりは4歳児クラスが主に担当し行いました。だしつくりでは初めに映像を見て、保育園のみそ汁と家庭でのみそ汁の味が違うことに気が付き、保育園で使っている「昆布」と「鰹節」がどんなものなのか、何から作られているのかを知るところから始まりました。
試しに昆布とかつおぶしを食べてみて「昆布はこんなに硬いんだ!」「鰹節もおいしいね」「もっとちょうだい!」などと素材の味を感じていました。

また煮出したそれぞれのだしを飲んでみて「昆布おいいしいね!」「鰹節まずくて飲めない~」と意見が違いながらも、様々な感想を言っていましたよ。

最後に昆布と鰹節を合わせて飲んでみると子どもたちは「おいしい!」と口をそろえて飲んでいました。
最後に「昆布」「鰹節」「合わせ」のだしの中でどれが一番おいしかったか投票すると、「合わせ」に一番票が集まりました。
子どもたちの中でおいしくなかった「鰹節」とおいしかった「昆布」を混ぜたら一番おいしくなることに、驚きと疑問の様子がありました。
後日、5歳児クラスがおいしいと感じた合わせだしを使って、次は4歳児クラスがみそ汁作りを行いました。
今回、包丁は使わずに手で具材をちぎったので大きさや形が様々なものができあがりました。0歳児や1歳児が食べる分も作る為、口の大きさやのどにつまらせないような大きさにという話を保育者がしました。
そうすると、子どもたちの会話の中でも、「あかちゃんが食べられるように小っちゃくしよう」と子どもたち同士で気を付けながら相談して取り組んでいました。

自分で作った味噌汁はおいしかったようで、おかわりする姿も見られました。4.5歳児が作ったということが嬉しかったのか調理に参加しない子もおかわりをして、あっという間になくなってしまいました。作る楽しさ、食べてもらえる楽しさ、そして素材のおいしさを感じることのできる体験となりました。
文: 日高どろんこ保育園スタッフ
日高どろんこ保育園施設情報を見る