一宮どろんこ保育園「2025年度田植え準備」
2025.05.07
#保育園

一宮どろんこ保育園では毎年子どもたちと一緒に田植えをおこなっています。今年も去年収穫した米を「種籾」としてとっておいたものを水に入れ選別してから発芽の準備をしました。水に入れて浮かんでくる種籾は実が入っていません。
「こんなに空っぽが入ってるよ!」などと一粒一粒丁寧に選別していました。

みんなで選別した種籾をネットに入れ、バケツにたっぷりの水を汲んだ中に浸します。この作業を「浸種」と言い、子どもたちと10日間毎日水を換えながら観察をし、水換え時には「ちょっとくさいな!」「バナナみたいな匂いがする!」などと匂いの変化を感じていました。

10日間の浸種が終わると次はクーラーボックスに温かいお湯を入れて「芽出し」と言う作業をし、翌朝芽が出ていることを確認してから、いよいよ種まき作業です。みんなで協力して苗箱に土を入れ、ジョウロでたっぷりの水をまいてから種を均一にまきます。「まだ種がないところがあるよ!」「こっちにもまいて!」などと声を掛け合いながら取り組んでいました。

種をまいた後は再度上から優しく土を被せ、みんなで作ったビニールハウスの中へそっと運びます。「そっと!そっとだよ!」「ゆっくりね!」などと慎重に置いていました。更に上からシートを被せ、発芽まで温度調整をしながら毎日子どもたちと観察をし、育てていきます。「おおきくなーれ!」と子どもたちも生長を楽しみにしています。
次回のブログは「田植えまでの取り組み」を紹介します。お楽しみに。
文:一宮どろんこ保育園スタッフ
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