中里どろんこ保育園「食育体験『具材を選んでおにぎりを作ろう』」
2025.05.30
#保育園

食育「具材を選んでおにぎりを作ろう」を実施しました。
食育活動を行うにあたって、事前にこめ組の子どもたちが当日のおにぎりの具材を決めました。複数の具材の中から、給食でできるものを子どもたちが考えて、のり・ゆかり・きなこの3つを選びました。

当日、全クラスの子どもたちがお米を手で触る体験をしました。乳児の子どもたちは、ボウルに入ったお米を目の前で見ると、「何だろう」と不思議そうな表情をしながら触れていました。ザラザラする感触、小さい粒の感触、手から落ちて床に落ちる様子を見るなど、感覚体験を楽しみました。幼児の子どもたちは、普段食べている炊いたお米と白米の硬さの違いを、友だちや保育者と共有しながら楽しんでいました。

こめ組は、4キロ超えのお米を研ぎました。研いだ後の水の色やお米の硬さなどに注目しながら研ぎ進めていました。ざる・ボウルからこぼれないよう、お米がつぶれないように力を調節しながら取り組んでいました。回数を重ねると研いだ水の色が変化することに気が付き、「まだ牛乳だ」「だんだんカルピスみたいになってきた」「もう水になってる!」と身近なものに例えて友だちと共有して喜びや達成感を味わうことができました。

給食時には、おにぎり屋さんをイメージしたバイキングを行いました。普段と違うバイキングの様子に気がつくと、「今日おにぎり作りだった!」と心を躍らせて給食の準備を始めていました。自分の好きな具材を選んで並び、食べられる量のご飯をラップによそって握りました。
友だちとおにぎりの大きさを比べたり、違うおにぎりを選んでいるのを見ておかわりをしたりして、楽しみながら食べ進めていました。普段よりも多い約8.5㎏のご飯を完食しました。
自分と友だちが食べるご飯の量や食材の違いを知ることができたとともに、自分が食べるご飯の調理に携わることで食事への興味や意欲が高まりました。
文:中里どろんこ保育園スタッフ
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