メリー★ポピンズ 豊洲「5月 ~食育:味噌作り~」

入梅の候、季節の変わり目となっておりますが、いかがお過ごしでしょうか。私たちメリー★ポピンズ 豊洲ルーム職員一同は、子どもたちと毎日楽しく過ごしています。そんな中、5月10日から5月12日の3日間に分けて、「味噌作り」を行いました。その時の様子をお伝えいたします。

1日目 手順の説明・洗う

味噌づくりの工程を話す保育士

まず初めに、保育者から「味噌作り」の工程について話を聞きました。大豆が少しずつ変化していくのを見て、子どもたちは興味津々でした。

大豆を洗う子どもたち

続いて、実際に大豆を水洗いしました。「水が冷たいよー」と話をしながら、子どもたちは大豆が潰れないように優しく洗っていました。また、大豆を洗っていくうちに最初は透明だった水が白く濁っていく変化に驚いていました。1日目の工程はここで終了です。水洗いが終わった大豆を調理員に持っていき、次の日の工程のために保管してもらいました。

2日目 煮る・混ぜる

大豆を煮る子どもたち

2日目の工程は火を使う作業でしたので、保育者と火の取り扱いについて約束をし、火傷の予防に細心の注意を払いながら行いました。保育者が手を添えながら、丁寧に混ぜていました。その姿に周りで見ていた子どもたちは、「自分たちもやってみたい」と話していました。火を入れていくことで大豆の色が白色から黄色に変化し、それを見て子どもたちは「見て見て、豆の色が変わっていくよ」「黄色になってる」と会話を楽しんでいました。

3日目 潰す

大豆をつぶす作業

そして最終日です。最後の工程は柔らかくなった大豆を潰す作業です。子どもたちはこの作業に少し苦戦していました。子どもたちにとってはまだ硬かったようです。しかし、ある程度時間が経つと子どもたちは「どのようにしたら潰れるか」を自分で考え、実施していました。ある男の子は全体重を乗せるようにして潰したり、また、ある女の子は肘を使って潰してみたりと試行錯誤を繰り返していました。子どもたちの自分で考える力は素晴らしいですね。

この工程で子どもたちの作業は終わりました。その後、調理員が塩と麹と潰した大豆を混ぜタッパーに入れ保管しました。味噌として完成するのは来年の1月か2月ころの予定です。完成した味噌を食べられる日が待ち遠しいですね。

この活動を通して子どもたちは大豆や味噌に興味を持ち、日々の給食でも「この前潰した大豆だ」、「味噌作ったんだよね」等、子どもたち同士や保育者との会話が増えてきました。

文:メリー★ポピンズ 豊洲ルーム 職員

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