メリー★ポピンズ 豊洲「3月~食育:うどん作り~」

桜の花が散るころとなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回ご紹介する内容は子どもと保育者、全員で協力して作った「うどん作り」についてです。

うどんを踏んでこねる子どもたち

まず初めに、「生地を踏む」工程を行いました。この工程が初めだったということもあり、子どもたちは生地に興味津々でした。

「これがうどんなの?」と不思議そうな目で見つめていました。保育者がお手本として袋に入った生地を踏んでいると、「ぼくもふみたい」「わたしもやりたい」と次々に生地を踏んでいました。また、子どもたちはどんどん力強く踏むようになっていき、保育者に手を取ってもらいながら両足でジャンプをして踏んでいる子どももいました。

手で丸める子どもたち

次は「実際に触って丸める」工程でした。この工程を行う前にきちんと手を洗い生地を触る準備を行いました。

この工程では子どもたちがあることに気づいていました。それは、生地を数個用意していたのですが、生地によって硬さが違うということです。初めて触ったときは「やわらかいねー」と、友だちや保育者と話していましたが、違う生地を触ったときに「さっきよりもかたい」と気づいていました。そこで保育者が「なんで違うのかな?」と聞いてみると、「なんでだろう?」「ふんだかいすうかな?」と、子どもたちなりに考察していましたよ。

うどんの生地を包丁で切る

丸めた生地を1時間程寝かせてから「伸ばして切る」工程を行いました。保育者と一緒に麺棒を使って生地を伸ばしたり、包丁を使って実際に切ったりしてみました。薄く伸びていく生地を見て「のびてるね」と話していました。また、切る工程の際に包丁を保育者が取り出すと、「つかってみたい」「きりたい」と包丁に興味を持っていました。保育者が細心の注意をはらいながら、生地を一緒に切ってうどんを一本いっぽん作っていました。

出来上がったうどんを食べる子どもたち

最後は自分たちで作ったうどんをおやつの時間に食べました。少し作りすぎてしまったためお椀にうどんがたくさん入っていました。

それでも自分たちで作ったうどんということもあり、完食する子どもがたくさんいました。保育者の分のうどんもあったので子どもたちと一緒に食べていると、「これぼくたちがつくったんだよ」「せんせいどうぞー」と、うどんを作ったことを誇らしげに保育者に伝えていました。

今回のうどん作りの食育を通して、「うどんがどのようにして出来ていくのか」「うどんの生地の感触を知る」「麺棒や包丁の使い方を知る」等、様々なことを子どもたちは学ぶことができました。これからも食育の行事だけでなく、日々の生活から様々なことを子どもたちに伝えていきたいです。

そして最後になりますが、今回のこの記事が2023年度、最後のブログとなります。1年間ご愛読いただき誠にありがとうございました。来年度もブログの更新はいたしますので、ぜひ読んでいただけると幸いです。。

文:メリー★ポピンズ 豊洲ルーム 職員

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