発達支援つむぎ 調布「花火~季節の活動の中で火との関わり方を学ぼう~」

2023.11.13

#発達支援

発達支援つむぎ 調布ルームでは、季節は終わってしまいましたが夏を懐かしむ活動として手持ち花火大会を川崎市の許可のもと、公園で行いました。

最近では、花火や焚火を行うことのできる場所も減ってきて、子どもたちが火に関わることのできる機会も限られています。知識としては「熱い」「危ない」「やけどする」等と知っていても、実際には体験したことのない子どもたちもいると思います。

この日は、花火に慣れていて楽しみにしている子もいれば、初めて体験する子もいました。初めに、花火の注意事項についてイラストを見ながら説明を受け、十分に火と距離をとることや、人に向けない事、一度に一本ずつ等、安全に行う方法を確認しました。

花火の注意事項が書かれたイラスト

いよいよ花火が始まります。十分に確認していても、やはり興奮して煙や火が気になって手を伸ばそうとする子もいました。その都度やけどをしない距離をとれるように、大人が言葉をかけながら見守ります。長い花火は火が灯ってキラキラしている時間が長く、ピンクや赤、青と様々な色へと変化していき、子どもたちの目も輝きます。短い花火は火が灯っている時間は短いものの、パチパチと小さな火花が綺麗で「うわー」と声を上げて驚く姿が印象的でした。

大人と一緒に花火をする子ども
安全に気を付けて火を扱う子ども

うまく火がつくかなと待っている間も、立って花火が燃えていく間も、同じ姿勢で止まっていなくてはなりません。花火を見て興奮した気持ちがありつつ行動を調整していくことや、同じ姿勢を保ち続けることは難しいことです。それでも、数をこなすうちに徐々に慣れてきた子どもたち。

花火を楽しむ子ども

火ってこわいけど、おもしろい!

そんなことを実感できる日になったのではないかと思います。

文:発達支援つむぎ 調布ルームスタッフ

発達支援つむぎ 調布ルーム施設情報を見る

関連する記事

最新のどろんこアクション記事

どろんこ会からのお知らせを見る

お知らせ一覧へ
PAGE TOPtop