発達支援つむぎ 調布「育てた野菜で茶碗蒸しを作ろう」
2025.04.14
#発達支援
先日、発達支援つむぎ 調布ルームでは、茶碗蒸しを作りました。茶碗蒸し作りでは、自分たちで育てたブロッコリーを使いました。9月からプランターで育てていたブロッコリーは日当たりが悪かったためか、うまく実になりませんでしたが、葉を摘んで使用しました。

また、地域の方のご厚意で掘らせていただいた大根を、子どもたちと洗ってピーラーで薄く削いで干したものと、つむぎ 調布ルームで栽培したしいたけを切って干したものも使用しました。

茶碗蒸しづくりの日は、それぞれのねらいに合わせて参加します。初めて調理に参加する子どもたちは、いつもと違う流れを経験し、エプロンや三角巾をつけてみる、様々な食材に触れる、香りや味を感じる、皆が行っている様子を見る等がねらいになります。
少し慣れている子どもたちは、怪我をしないように材料を切る、野菜を数えて皿に入れる、力加減を調整する(卵を割る、こぼれないように混ぜる等)、一つしかない道具を順番に使うため子ども同士で話し合う等を子どもたちそれぞれに合わせて行いました。

さて、できあがった茶碗蒸しを黙々と食べる子どもたち。美味しくたくさんいただいてしまい保護者の方の分は少ししか残りませんでした。育てている時からしいたけが大好きだからと楽しみにしていた子もいました。いつもは食べないしいたけや緑の野菜を頑張って一口食べてみた子もいました。自分たちで育てたものを自分達で料理すると、食べてみようとする子どもたちの姿が沢山見られました。

つむぎ 調布ルームでは調理のみを経験するのでなく、食育活動として、種まき・水やり・収穫・調理・加工の一連の流れを経験し、食材がどのように育ち変化をするのかを子どもたちが経験できるよう活動の中に入れております。これからも食育活動を通して、ホンモノに触れながら「食べてみたい」などの気持ちを育むことができるよう、子どもたちと共に様々な経験をしてまいります。
文:発達支援つむぎ 調布ルームスタッフ
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