発達支援つむぎ 調布「新年度『はじめて』をみつけよう!」

2025.05.12

#発達支援

こんにちは、発達支援つむぎ 調布ルームです。新年度がはじまり、新しい子どもたちがたくさん加わりました。今回は、年度末から年度はじめの、つむぎ調布ルームでの「はじめて」のご紹介をします。

3月下旬、焚火の体験学習を同じ法人グループのつむぎ つつじヶ丘ルーム(調布市東つつじヶ丘1丁目)と合同で開催しました。他ルームとの合同イベントは「はじめて」の試みでした。季節が逆戻りしたかのような寒さと、あいにくの雨模様で、午前の部ではかまどでの火おこしは叶いませんでしたが、午後は幾分か雨が弱まり、かまどでの火おこしと飯盒炊さん、みそ汁作りを行うことができました。

火が点いたかまど

参加されたみなさまにとっても、普段とは違う場所、スタッフ、お友達との「はじめて」が多くあったのではないでしょうか。スタッフも、他ルームとの準備や活動は、新たな視点や気づきが得られ貴重な機会となりました。

また、みそ汁の調理では、この日「はじめて」味噌汁を数口飲めたお子さまがいらっしゃいました。お子さまが、器を運び、飲むことができた瞬間、ご家族や周囲からの拍手に包まれました。そして、笑顔で「おいしい!」と言葉にしてくれました。その表情はとても誇らしげで、我々スタッフも胸が熱くなる瞬間でした。

味噌汁を口にする子ども

自身で作ったことや、周囲がおいしそうに食する姿、いつもとは違う環境が相まって、飲んでみたいと、行動につながったのかもしれません。

土を耕すようす

この春、つむぎを卒所された子どもたちもそれぞれの新たな門出を迎え、たくさんの「はじめて」を経験することと思います。新たな経験が、少しずつ芽吹き、大きく葉を広げて実りある日々となりますよう、スタッフ一同祈っております。

みなさんが秋に植えた玄関のチューリップも、次々とつぼみになり、一つは花を咲かせ、スタッフやご来所の方々を笑顔にしてくれています。

チューリップの花

卒所されたみなさんも、またご家族でいつでも遊びにいらしてください。植物や生き物たちと共に、一同お待ちしています。

幼児期には「はじめて」が日常にあふれています。スタッフもみなさんの「はじめて」を共有できる瞬間を嬉しく思います。そして、この「はじめて」は、楽しい、緊張、驚き、不思議、不安、恐怖など様々な感覚や感情を伴うかと思います。そして、面白い、できた、もう一回やりたい、さらに、他者への「見て!」など興味関心の広がりからの自発的な行動や他者への発信や共感への入口かと考えています。

今年度も、みなさまの「はじめて」にたくさん出会えるよう、そして、やってみたい!と子ども達の興味関心が広がり、主体的に参加したいと思えるような活動を続けてまいります。

文:発達支援つむぎ 調布ルームスタッフ

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