発達支援つむぎ 生田「畑仕事」
2025.06.13
#発達支援
こんにちは、発達支援つむぎ 生田ルームです。今回のブログは4月に行った畑仕事の様子についてお伝えします。
昨年度末から、「2025年は何の野菜や果物を育て、食べたいか」について子どもたちと話し合い、野菜や果物が載っている図鑑を参考にして、植えたい野菜を考えていました。子どもそれぞれが食べられる野菜や好きな果物などを発信し、色々な案が出ていました。
4月に入り、野菜の苗を購入するために、近くのホームセンターに行きました。「僕の食べられる野菜はこれだけなんだ!」と言ってHくんはブロッコリーの苗を選びました。大事そうに苗を抱えてつむぎに持ち帰り、「ブッコリーって名前にする」と、名付けていました。
また、メロンが好きなNくんは、積極的に植えるのに参加し、「はやくメロンを食べたいな」「みんなで種を飛ばしたいな」と話をしていました。メロンの苗の扱い方が難しいことを伝え、人差し指と中指で挟んで植えるように手本を見せると、丁寧に植えることができました。

ブロッコリーとメロンのほかにもトマトやナス、キュウリ、じゃがいも、さつまいも、ニンジンなどを購入して畑やプランターに植え、みんなで水やりをしています。植えた苗が葉を増やし、花が咲く様子を見て成長を実感しているからこそ、子どもたちの中で畑仕事に対しての意識が芽生えているように感じています。

また、昨年度に植えた人参が育ち、収穫して食すまでを支援の中で行いました。いつもなら食べない人参も、自ら収穫し、友だちが「おいしい」という姿を見て、自然と食べる子の姿もありました。

今年度も、畑仕事を通して、野菜の成長やみんなで食べる楽しさを経験し、食への興味関心につながるよう支援を実施していきます。
文:発達支援つむぎ 生田ルームスタッフ
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