発達支援つむぎ 吉祥寺「地域とのつながり~消防署の見学を通して~」
2025.01.07
#発達支援
こんにちは、発達支援つむぎ 吉祥寺ルームです。
つむぎ 吉祥寺ルームでは、日頃から有事の際に備えて、地域の広域避難所までのルートを子どもたちと確認したり、ルーム周辺のハザードマップを一緒に作ったりするなどして、地域防災について触れる機会を持っています。今回はその一環として行った、近隣にある武蔵野消防署吉祥寺出張所見学の様子についてお伝えします。
まずは図書館で消防に関する本を借り、事前学習を行いました。消防車にもいろいろな種類があること知り、「何をする消防車なのかな?」「この道具は何に使うのかな?」という疑問がわき、子どもたちの中に「ホンモノをみたい」「消防隊員に聞いてみたい」という気持ちが芽生えました。
見学当日は、期待感と、いつもと違う特別な場所での活動にドキドキする子どもたちの姿がありました。
まず、「管制室」や「事務所」、「食堂」や「仮眠室」「シャワー室」など、署内の見学を行いました。消防隊員が24時間、朝から次の日の朝まで働いていることも知りました。「夜もお仕事するなんて大変」「誰が料理するのかな?」と、子どもたちは驚きを隠せない様子でした。
車庫ではポンプ車の見学をしました。「(水を)吸い出すホース」と「放水するホース」、「3階まで上ることができるはしご」を実際に見せてもらうとその大きさや長さに子どもたちは驚きの声を上げていました。また、消防服を装着する様子を見る子どもたちの表情は真剣そのもので、「なんだか重たそう」「かっこいい」「前、見えるのかな?」などと言いながら、憧れるようなまなざしで隊員を見ていました。
別の日には見学の途中に緊急放送が入り、救急車が出動する場面にも遭遇しました。「だれかケガしたのかな?」「それとも病気の人がいるのかな?」と言いながら子どもたちとスタッフみんなで救急車の出庫を見守りました。
今回、消防署の方のご厚意で、普段は見ることができないものをたくさん見せていただき実際に触れることで、自分たちの街の安全がどのように守られているかを知ることができました。これからも、つむぎ 吉祥寺ルームでは地域の方々に見守られながら子どもたちが学びと経験を積み重ねていける環境を作っていきたいと思います。
文:発達支援つむぎ 吉祥寺ルームスタッフ
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