発達支援つむぎ 駒沢 9月体験学習「感覚遊びをしよう」

2021.10.06

#発達支援

発達支援つむぎ 駒沢ルームの9月の体験学習は、「感覚遊びをしよう」でした。

まずはみんなでスライム作りに挑戦します。普段は、コップ一杯くらいの量で作るスライムを、今回は大きなタライを使って、10倍以上の量で作りました。

まずは、洗濯のりと水を同量で混ぜ、好きな色をつけます。今回は食紅で色をつけましたが、口に入れる心配のない子は絵の具でも大丈夫です。お好みでシェービングフォームを入れると、ふわふわの感触が加わります。そこに、ホウ砂の飽和水溶液(溶けなくなるまで溶かした液)を少しずつ加えてよく混ぜると、スライムに変身です。お好みの硬さになるまで、ホウ砂液を加えて完成です。

洗濯のりを混ぜる様子
食紅で色をつける

大量のスライムに、子どもたちは大興奮です。いつもはドロドロした感触や服が汚れることが苦手な子も、夢中で楽しむ姿が見られました。

スライムを投げる子

その他にも人気があったのは、寒天遊びでした。硬いものから、柔らかいものまで硬さの異なる寒天を3種類、用意しました。型抜きをしたり、包丁で切ったり、盛り付けたりしているうちに、「ゼリー屋さんです」とごっこ遊びも始まりました。

寒天遊び

片栗粉コーナーでは、水に溶いて、ぎゅっと握ると硬くなり、力を抜くとトローっと溶ける、「ダイラタンシー」という科学的な現象を体感しました。布団圧縮袋に水を入れた、手作りウォーターベッドも大人気でした。「ひんやりして気持ちいい~」という声も聞かれ、目や耳を近づけると、まるで海の中にいるような感覚が味わえました。上に乗って飛び跳ねても壊れません。

手作りウォーターベッド

子どもも大人も夢中になって遊び、様々な感覚を味わうことができました。思い切りやりたい放題ができて、子どもたちはとても満足そうでした。いつもは苦手なことでも、雰囲気や特別感があることで、楽しめた子も多く、保護者様にも喜ばれ、スタッフもとても嬉しかったです。これからも通常の支援だけでなく、様々な体験の機会を用意していくことで、子どもたちの興味や可能性を広げていけるような支援をしていきたいと考えています。

今回ご紹介した遊びは、工夫をすればご家庭でも楽しめると思います。材料や遊び方などご質問があれば、お気軽にご連絡ください。

文:発達支援つむぎ 駒沢ルーム職員

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