発達支援つむぎ 宮下「遊びを通して、就学につながる力を育む~つむぎ 宮下ルームのさくらさくらんぼリズム~」

2026.08.12

#発達支援

宮下どろんこ保育園に併設されている児童発達支援つむぎ 宮下ルームでは、毎日の活動の中に「さくらさくらんぼリズム」を取り入れています。

「さくらさくらんぼリズム」は、ピアノの音に合わせて全身を動かしながら、子どもの発達の土台を育む運動遊びです。子どもの発達の順序に沿ったさまざまな動きを楽しみながら経験することで、体幹やバランス感覚、体を思い通りに動かす力を育んでいます。

室内では、子どもたちが足や手を広げて体操をしている

つむぎ 宮下ルームでは、保育士だけでなく理学療法士が配置されており、一人ひとりの身体の使い方や発達に合わせて活動を工夫しています。

より質の高い支援につなげるため、専門職による園内勉強会も定期的に開催しています。子どもの体の発達やリズム遊びのねらい、援助の方法などを学び合い、スタッフ全員が共通理解を持って日々の支援に取り組んでいます。

室内では、大人たちも手足を同じ動きで動かしている

また、最初から全員が同じようにリズム活動へ参加するわけではありません。保育者との触れ合い遊びから始める子、まずはピアノの音や活動の雰囲気に慣れることからスタートする子など、一人ひとりの発達や気持ちに合わせた関わりを大切にしています。「やってみたい」という気持ちが育ってきたタイミングで少しずつ活動へ参加することで、安心して楽しめる環境をつくっています。

数名の子どもたちが背中を床につけて足を頭の方へあげており、一人の大人は子どもが真っすぐに足が上がるように支えている

就学前に育てたいのは、文字や数字の知識だけではありません。

  • 姿勢を保って座る力
  • 身体を思い通りに動かす力
  • 話を聞いて行動する力
  • 集中して取り組む力
  • 友達と一緒に活動する力

こうした力は、小学校での学習や集団生活を支える大切な土台となります。

リズム活動では、「友達の動きを見て真似する」「ピアノの音を聞いて動きを切り替える」「友達と一緒に身体を動かす」といった経験を積み重ねています。身体の育ちだけでなく、聞く力・見る力・集中する力・友達との関わりも自然と育まれていきます。

子どもたちは仰向けになり、足を天井方向に向けてぶらぶらと動かしている

異年齢で活動する中では、小さい子が大きい子の姿に憧れて挑戦したり、大きい子が自然と手本になったりする姿も見られます。「できた!」という達成感や、友達と一緒に楽しむ経験を積み重ねることが、自信や次の挑戦への意欲につながっています。

遊びを通して身体の土台を育てることは、就学後の学びや生活につながる力を育むことにもつながります。つむぎ 宮下ルームでは、一人ひとりの育ちに寄り添いながら、これからも子どもたちが安心して挑戦できる環境を大切にしていきます。

文:発達支援つむぎ 宮下ルームスタッフ

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