発達支援つむぎ 桶川「ボディペインティング」

2022.10.03

#発達支援

発達支援つむぎ 桶川ルームの8月の体験学習は、「ボディペインティング」でした。子どもはもちろん、大人も一緒に「色の世界」を楽しんでほしいと思い企画しました。

次々に集合した子どもたちは、いつもと違う様子の部屋を見て大興奮。思わず走り出してしまいますが、絵本が始まると自然と集まってきました。

始めに準備した色は、三原色の赤・黄・青に絞りました。この三つの色があれば、ほぼ無限大の色彩が生まれるといわれています。

ボディペインティングを始める子どもたち

友だちと二人でぐるぐると混ぜて、お父さんの足にペタペタ。

絵の具を手に塗る子どもたち

参加者の絵の具への感触や反応はさまざまで、普段は手につくのを嫌がる子も、足に塗ってみると「あれ?きもちいい?」ひんやり、ぬるぬるとした感触に再び足をつけに来ていました。

色の調合を楽しむ子も。赤色と黄色を移し替えて、「何色になるかな?」

絵の具を混ぜる子ども

刺激しあう二人はお互いの真似をし始めました。

髪の毛も顔も青色になる子どもたち

普段はつむぎに来る曜日が違うため、なかなか顔を合わせることがない子どもたちも、あっという間に打ち解け、顔も髪も同じ青色に。ダイナミックに全身で表現し、それぞれボディペイントを楽しんでくれました。

絵の具に触れることがドキドキする子も、お母さんの服にならペタペタ、うちわの芯をスタンプにしてペッタン。

安心出来る相手がいるから絵の具に触れ、友だちの真似をすることで取り組めることが増える瞬間でした。

ボディペイントで完成した作品

ボディペイントでは、絵の具や用紙はきっかけでしかなく、表現をするものが紙でなくても構いません。その場を通し少しずつ触れられるものが増えたり、感触を確かめたり、友だちの真似をしたり、心地の良い相手と楽しい気持ちを共有する時間が生まれたり、さまざまな遊び方や表現法方法があっていいと思います。一人ひとりの興味やきっかけを見つけ出すことを私たちは大事にしています。

つむぎ桶川ルームでは今後も様々な体験活動を企画・実施していきたいと考えています。

文:発達支援つむぎ 桶川ルーム職員

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