発達支援つむぎ 篠栗「一輪車を有効活用」

2025.05.16

#発達支援

こんにちは。発達支援つむぎ 篠栗ルームです。

つむぎ 篠栗ルームでは、広い園庭(大園庭)を活用して、子どもたちが一輪車を使って走り回っています。

大園庭に行くと、一輪車の取り合いが始まります。

一輪車を使う子ども

「僕は、〇〇色のがいい」「一番早そうなのないかな」「僕が先にこれ取ったから」友だちと使いたい一輪車が被ってしまった時、子どもたちがどうするのか見守っていると、

「大園庭を一周したら交代するのはどう?」「僕と一緒に遊ぼうよ」「私、違う遊びに行くから使っていいよ」周りにいた友だちが優しい言葉をかけてくれて、取り合いにならずその場は収まりました。

一輪車と子どもたち

一輪車の遊び方は様々で、砂場セット、ボール、砂、石、虫、花などを入れて目的地まで運んでいます。

一輪車に荷物を入れる子ども

一輪車が重くなると、思うように動かず、転倒したり、バランスを崩してしまうこともあります。どうしたらスムーズに進むのか、自分で悪戦苦闘しています。

「私のところはまだ入るよ」「青色の方が重くなさそうだよ」「まだ入るか見てみようよ」

友だちと協力し合いながら目的地に到着することができました。また、少し立ち止まって友だち同士で楽しく虫の観察をしたり、花の移動販売をしているところもあります。

「お花もっとほしいな」「違う色のお花も見つけよう」「いくらにしようかな」との声が聞かれ、友だち同士で楽しく会話する姿が見られました。

一輪車にたんぽぽの花を入れる子ども

一輪車を通して、腕の力、バランス感覚、視覚の使い方など全身を使う機会に繋がっています。数に限りがあり、みんなが使えるために友だち同士で譲り合ったり、順番を守るなど社会性も育まれていきます。今後も全身使って遊べる活動を子どもたちと一緒に考えていきたいと思います。

つむぎ 篠栗ルームのご見学やご相談は臨時行っておりますので、いつでもお気軽にお問合せください。スタッフ一同お待ち申し上げております。

発達支援つむぎ 篠栗ルーム(福岡県粕屋郡篠栗町金出3562番地1)
電話:092-405-7322(月~土8:30~17:30)

文:発達支援つむぎ 篠栗ルームスタッフ

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