発達支援つむぎ 八山田「稲刈りと脱穀」

2023.11.30

#発達支援

5月に子どもたちが一つひとつ丁寧に田植えをした稲が秋になり、収穫の時期を迎えました。米の籾が緑色から黄色になり、重さで穂が垂れ始まったとき

「なんか黄色になってきたよ」「下を向いて元気がないみたい」など、子どもたちなりに稲の変化に気がついていました。

「元気がないわけではないよ、先の方にお米がいっぱいできているよ」とスタッフが伝えると、じーっと穂を見つめ、「なんか、丸い!」「えーこれがお米なの」と嬉しそうに触り、収穫の時期を今か今かと待っていました。ついに収穫をし、刈り取った稲の先から分離させる脱穀作業を開始しました。

脱穀する子ども

割りばしで挟んで取ったり、牛乳パックに入れて取ったりと、来る日も来る日も子どもたちは取り続けます。最初は上手く挟めずに「あれー、取れないよー、先生やってー」と一人でなかなかできずにスタッフに助けを求めます。

「もう1回やる」「上手だね」と一緒にやってみようよと「挟んで、閉めて、引っ張る」と言いながら何度かやると、あっという間にコツを掴み、できない子を見つけると、やり方を教えてあげたりしながら「もう1回やる」「上手だね」と、スタッフと言い合いながら、何度も何度も楽しそうに行っていました。

スタッフと脱穀する子ども
脱穀に成功した子ども

できなかったことができるようになったり、できる子は誰かに教えてあげたりと、毎日の中で、ちょっとした子どもたちの変化や、やり取りを見逃さず、その姿を保護者の方と成長を見守っていきたいと思います。

文:発達支援つむぎ 八山田ルームスタッフ

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