発達支援つむぎ 八山田「進級して」
2025.05.01
#発達支援
新年度が始まりました。昨年度むぎ組(4歳児)だった子どもたちは年長組のこめ組になり、「自分たちがお兄さん、お姉さんになるんだ」と意気込みつつもこれまでと違った雰囲気に緊張も感じられます。
日中活動はいつものように広場に出かけます。こめ組(5歳児)の子が砂で山を作っていると、3歳のつむぎの子が少し距離を置いて眺めたり、遠慮がちにつついたりなどして様子を伺っています。それを見て「一緒にやる?」と5歳の子が声をかけてくれました。声をかけられて安心したのか、その子に近づいていき、一緒に山を作ったり、穴を掘ったりなどして楽しんでいました。

自身が年長組になったことを意識し、周囲を見て気にかかる子がいれば声をかける。少し大きくなったお兄さん、お姉さんに助けられながら、新しい楽しみを見つけた瞬間でした。

また別の場所ではこめ組(5歳児)の子たちが青空の下日向ぼっこをしています。その傍ら、つむぎ(4歳児)の子が植物を拾って一人で遊んでいると「〇〇くんもどうぞ!」と日向ぼっこに誘ってくれました。誘われたことがよほど嬉しかったのか飛び跳ねながら隣まで行く姿があり、こめ組の子たちが歌を歌うと一緒に座ってその雰囲気を楽しんでおりとても微笑ましい瞬間でした。

どろんこ保育園とつむぎ、名称は違ってもその間に壁はなく、皆が一緒になって楽しみ、興味を持った事、不思議に思った事を友だちやスタッフと共有しながら生活しています。 つむぎの子どもたちも新たに年長組になった子どもたちの姿を見ながら、真似をしたり、コミュニケーションを取ったりしていくことで様々なことを学び成長していきます。今年度も子どもたちの成長を楽しみにしながら日々を見守っていきたいと思います。
文:発達支援つむぎ 八山田ルームスタッフ
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