発達支援つむぎ ふじみ野「いろいろな道具をつかってみる」

発達支援つむぎ ふじみ野ルームの畑では毎年夏野菜を育てており、今年もじゃがいもやトマト、ナスなど様々な夏野菜が順調に成長しています。

植物が成長している畑

土曜月曜グループでは、畑への興味関心を高めるため、収穫前にじゃがいも調理を行いました。調理では、蒸籠(せいろ)や蒸し器を使って「蒸す」という調理方法を経験してみました。蒸籠を子どもたちに見せると、初めて見た子が多く、「どうやって使うの?どうやって組み立てるの?」と、興味を持つ姿が見られました。そして、子どもたちは自分たちの力で蒸籠を完成させました。

蒸籠には、本体、蒸し板、蓋、すのこ、鍋など様々なパーツがあります。それらを組み立てるには、形や大きさを観察し、立体的に構造をとらえ(空間認知・形状認識)、この形はどの形に合うのだろうと形を覚えておきながらパーツを選んで試す(ワーキングメモリ・注意機能)といった力が必要になります。蒸籠を組み立てる中で、子どもたち同士で話し合ったり、他児が組み立てる様子からアイディアを得てやってみたり、スタッフのヒントを見たり聞いたりと、みんなで試行錯誤する姿がみられました。

子どもたちが集まる机の上には、蒸篭の蓋が入った鍋と、鍋の外に蒸篭の本体が置かれている

子どもたちは蒸籠からモクモク出ている湯気を「熱そうだね」と観察したり、「中はどうなっているの?」と蓋の中を見に来たりなど、完成を楽しみにしていました。そして、ほくほくのじゃがいもが出来上がりました。ホクホクになったじゃがいもは、皮をむき、麺棒でつぶして手で丸めたり、スケッパーで切ってみたりと、思い思いの調理をしていました。

子どもたちはまな板の上でじゃがいもを皮を手で剥こうとしている

最後は、みんなでテーブルを囲み、楽しく食べることができました。つむぎ ふじみ野ルームでは、いろいろな道具を使って、子どもたちの「できた!」という達成感や自信、工夫する力を引き出す支援を行っています。これからも、日々の活動の中で子どもたちの小さな気づきや成長を温かく見守りながら、さらに豊かな経験を積み重ねていきたいと思います。

蒸篭の中で蒸されたじゃがいも

文:発達支援つむぎ ふじみ野ルームスタッフ

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